fiiney と絵本で英語れんしゅう

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先行詞と関係代名詞が離れている。1つの先行詞に2つ関係代名詞がある⁉ 絵本も紹介します

Hi! Nice day, isn't it? 

関係代名詞は基本的に「前の名詞 ( 先行詞 )を修飾」しますが、先行詞が直前にはない場合があります。

 

また「1つの先行詞に対して2つの関係代名詞で修飾する」というのもあります。

 

これらが子供英語で有名な絵本 " THIS IS THE HOUSE THAT JACK BUILT " の文にあるのです。

 

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" THIS IS THE HOUSE THAT JACK BUILT"

 

子供には文法を確認しながら読むとややこしいので、後置で説明が加わる英語ならではリズムを楽しむくらいがいい。

 

今日は関係代名詞の上記2点の使われ方について、参考書の例文と絵本の文を引用してご紹介します。

 

先行詞と関係代名詞が離れている例

直前の先行詞を修飾するのが基本の関係代名詞ですが、離れている場合がある。

英文を見てみましょう。

 

形容詞句が名詞の直後にある

例文は「総合英語 be 」から引用します。

 

Susan is an exchange student from Canada who is studying Japanese.

スーザンは日本語を勉強しているカナダからの交換留学生です

 

He is the only member of the crew that was saved.

彼は乗組員の中で唯一助けられた人だ

 

先行詞である名詞に「前置詞+名詞」で成る形容詞句がついているので、関係代名詞と離れている。英文で見ると自然ですね。

 

絵本の中に同じ形があるので、その部分を引用します。

 This is the cow with the crumpled  horn that tossed the dog...

 

" THIS IS THE HOUSE THAT JACK BUILT"  By Simms Taback より

 

 

「これが犬を放り上げた、ねじれ角の牛」

 

先行詞は the cow。 関係代名詞 that との間に with を使ってどんな牛かを修飾する語があります。

the cow with the crumpled horn     =  ねじれ曲がった角をした牛

 

分詞が名詞の直後にある

分詞も ( 二語以上なら ) 名詞のすぐ後につくので、関係代名詞との間に割って入る形になります。

絵本から該当する部分を引用します。

 This is the farmer planting his corn that kept the rooster...

 

" THIS IS THE HOUSE THAT JACK BUILT " by Simms Taback より

 

「これは、そのニワトリを飼っていたトウモロコシを植えている農夫」

the farmer = 先行詞

planting his corn分詞「~している」

that kept the rooster関係代名詞の節

 

形容詞と過去分詞で名詞を後ろから修飾しているところも引用します。

 This is the man all tattered and torn that kissed the maiden...

 

" THIS IS THE HOUSE THAT JACK BUILT" by Simms Taback より

 

「これは娘さんにキスをした、すっかり破れたぼろを着た男」

tattered形容詞ぼろを着た

torn =   tear ( 破れる ) の過去分詞であり形容詞でもある

 

1つの先行詞に2つの関係代名詞

「リンケージ英語構文100」の応用用法に例文があります。引用します。

 

 Jane is the only woman that I know who took part in the project.

( ジェーンは私の知っているうちでそのプロジェクトに参加した唯一の女性だ )

「リンケージ英語構文100」旺文社 より

 

* 最初の関係代名詞の節が意味が広く「その中でさらに」という意味で二番目の節が続くという説明があります。

 

絵本ではさすがに関係代名詞の二重使いはないだろうと思ったのですが…

ありました!引用します

 

 This is the rooster that crowed in the morn that waked the judge ...

 

" THIS IS THE HOUSE THAT JACK BUILT " by Simms Taback より

 

先行詞rooster で、関係代名詞 that 2つ付いています。

that crowed in the mornその朝に鳴いた

that waked the judge =   判事を起こした

 

「これがその朝に鳴いて、判事を起こしたニワトリ」という意味。

 

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"THIS IS THE HOUSE THAT JACK BUILT" より

 

 

大切なのは修飾される名詞を見失わないこと

 

説明される「名詞」を見失わないことが大切です。たいていの場合、頭から読んでいけば意味が取れるでしょう。

 

絵があってリズムよく読める絵本は、こんな複雑な文法でもついていけるので嬉しいですね。

指差しや声の調子で先行詞を確認させるように読むと、意味が取りやすくなります。

絵本の紹介

この絵本は、ひとつの名詞に関係代名詞で説明を加えてドンドン長くなる文を楽しむ、という内容です。

 

動詞と目的語、ときどき後置の修飾語が置いてあって、歌のような、念仏のようなリズムが生まれています。

 

また、絵についているメモがとても楽しい。

ゴーダチーズが「匂いはそれほどきつくない」とあったり、タバックさんが身近に感じられます。

 

裏表紙には「ジャックお勧めの工具」のセール広告。

QUALITY   高品質

FREE!  Nails with purchase!        無料!購入時には釘をつけます

などは知って楽しい表現ですよね。

 

AWL,   NOT OWL   フクロウじゃなくてキリ

などユーモアたっぷりのノートが書かれています。

 

住宅が並ぶページでは広告文が見えるのですが、形容詞が面白いです。お手に取ったら、ぜひ見てください。

 

 

今日は関係代名詞の応用編と、楽しい絵本をご紹介しました。最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

前回の投稿からとんでもなく間があいてしまいました。私は怠けた毎日を送っていますが、みなさんのお元気そうな様子は、楽しく読んでおります!

それではまた。