fiiney と絵本で英語れんしゅう

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子どもが英語に慣れてきたなぁ、と思うとき / 英語学習の進みかた

こんにちは、フィーニィです。今日は英語講師のつぶやき。子どもが「英語に慣れてきたなぁ」と私が思うのはどんなときか、について。

 

お子さんは、The sun と sunny の区別がついていますか? それは素晴らしいことです!もしかして、複数の s をちゃんとつけたりしますか?そうしたらすごい。

 

先週から、英検の結果が出始めていますね。私のところでも嬉しい声が聞こえてきました。同時に二次面接の仕上げにとりかかっています。

「ああ、こんなに成長したんだなぁ」と思います。

 

知らぬ間に、という面もありますが、はっきりと「慣れてきた」と感じるステージがありました。初級での成長について書きたいと思います。

 

 

単語の品詞を感じるようになる

たくさんの単語を導入しながら、さまざまな方法で英語に触れ、聞いたり言ったりしていると、だんだん語の種類がわかるようになります。

 

名詞と形容詞の区別がつきだす

例えば、

the Sun と  sunny の違い

うちでは小さな子どもは絵や歌で天気を覚えるので、最初は「太陽」をみて sunny と言っていました。そういうこと、ありませんか?

 

名詞単語カードの中にある「太陽」をみて

"Sunny ! " と嬉しそうに言うのです。( 間違えというわけではないけれどね )

 

これが

Look at this picture.   The sky is blue.  There is not a cloud .  This is the sun.  How's the weather?   It's sunny.

 

Look at this. We can't see the sun. There are a lot of clouds!  white clouds. Gray clouds.  Look!   A small cloud here.   So, how's the weather?   It's cloudy.

 

こんなやりとりをしたり、日本語でも説明すると、理解するようになります。

ただ訂正されるより、自分で納得することが大事なのでしょうね。

「物の名前 ( 名詞 )なのか、そうではないのか」が区別できたなと感じるのは

 

It's a box.   It's blue. 

Blue box.  I like blue box. 

絵を指しながら、こんな文で言うときです。 ( 冠詞が抜けていても )

 

もう少し進むと形容詞と副詞の区別がつく

形容詞と副詞の区別がつくのは、英語歴3年~4年の年長さんや小1くらいが多いです。単語練習を積んで、句として何度も使った後です。

( 使う、というのは、本で読む、歌う、カードで練習、ゲームで遊ぶ、テキストでいくつか学ぶ、などです。 )

 

小学生になってから始めた場合は、2年目くらいで自然に気づくか、または気づくようにもっていってしまいます。

 

形容詞と副詞の区別は難しい。" fast" のように、同じ形をとるものも多いですしね。それでも、折に触れて使い方の違いに着目していくと、ある日こんなことが起きます。

 

絵を見て説明しよう!というときに

 

子:  The turtle is slow. 

私:  Why?

子: ...Heavy.   It's ..heavy.  Short legs... walk slow...えーと

Turtle walk very slow.  と言いかけて「ん?何か違う?」と首を傾げる。

 

私がにんまりしてしまう瞬間です。

この際、三単現や、the がついてない、ということは横に置いて、slow を使うことに不自然さを感じてることに拍手。

 

Walk slowly!   Walk fast! など、汗だくで頑張った「遊び」が実を結んだ瞬間ですから。

 

そしてのちのち、( ずっと後ですが ) 紙の上で問題に取り組むときに「ゆっくり歩く」を基にして、動詞を修飾するのが副詞!と思い出せるようになる。

その初めの一歩が踏み出せたことを感慨深く思います。

 

 

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手作り絵カード

 

単数と複数を理解する

私はできるだけ初めの方から「英語は数が大事」と言ってしまいます。どんなに初級の本や歌でも、すべて単数で乗り切れるものは少ないし、いつかは通るところです。

 

個人的に Cambridge の " American English Primary colors" というテキストの雰囲気が好きなのですが、シリーズ 1 の最初の方に「単数と複数を分ける」練習があります。

 

シリーズ 1に、 です。数は大事なのだと思います。

 

身の回りの物を数える

数の導入は簡単で楽しくて、何度でも繰り返せます。

筆箱の中に鉛筆は何本?

この部屋に椅子は何脚?

 

数当てゲームやら、伝言ゲームやら、ね。

歌もたくさんあります。「10人のインディアン」は、替え歌もよく見ます。

 

数の概念は、子どももすぐに理解しますし、知ると使いたがるところです。

「an egg  と eggs の違いを知っている」これが子どもにとって嬉しいのでしょう。

 

そういう姿もまた、見ていて微笑ましいものです。

 

食べ物で不可算名詞を知る

可算名詞はどんどん理解しますが、難しいのは不可算名詞。

食べ物は「不可算」のものが多い。本当は後回しにしたいくらい…

 

今まで「複数には s が付く」とやってきたのに「これは数えない」という。そんな!

 

でも、逆にこれを使って「不可算名詞があること」を知るチャンスにしましょう!

 

子供達は「食べ物」が大好き。

お菓子や料理の名前が出るとワクワクします。

 

私は、食べ物が出てくる本や歌で挑戦します。どんどん間違えていい。とにかく口に出して、音に慣れてもらう。

 

Some ice cream.や、Some pizza.

自然でよく耳にするし、目にもする言い方です。慣れておくのが一番だと思います。

 

食べ物の言い方が自然に出てくると素敵ですよね。

 

英語と日本語は違うと言うことを知る

クッキーは " s " がつくのに、なぜキャンディにはつかないの?

ハンバーガーは "s "がつくのに、ピザはつかないのはどうして?

サラダは? 

 

ほんとにね。

ここが「英語は日本語と違う」と感じる第一歩のような気がします。

 

「違うんだ」としっかり心に刻むことが大事だと思います。そうすれば「可算とか不可算とか面倒くさい!そんなのなければいいのに」と投げやりになることもないでしょう。違う言語なんですもの!

 

そして、あとで絶対に役に立つから言い慣れておこうね、と頑張りましょう。

 

「数えられないモノってなんだよぉ」なんて言いながらも、食べ物のことなら頑張れるはずです。

 

主語の数に注意するようになる

単数、複数そのものに慣れると、 主語の数を考えて、be動詞を選べるようになります。

 

いや、もしかしたら選んでいるのではなくて、自然と口に出ているだけかもしれないけれど、それはそれでいいことだと思います。

 

 最初は、boy !で褒められる時代。Boy と Boys が区別できて拍手される時代。

そんな時を経て、

絵を見ながら、Boys are running. なんて言うのを聞くと、またレベルが上がったなぁと感じます。

 

もちろん、進みはいったりきたり、ときには忘れたりすることもあります。それでも、「これはこうだった」と理解していれば、少しの練習でまた思い出します。

  

いろいろな疑問文に応えられる

挨拶や、ちょっとした声かけに応えるだけでなく、さまざまな疑問文に応えられるようになるのも、英語に慣れてきた証拠だと思います。

 

たくさん聞かれたり、答えたりしないと、すぐには反応できないものです。

 

子ども英語でよく使う

Are you finished? 

Do you want some tea?

などに、Not yet. や Thank you. で応えるのは慣れが必要ですものね。

 

こういう挨拶をチャンツで覚える本があって使ってきました。

松香フォニックス研究所の「英会話たいそう」と「もっと英会話たいそう」

基本会話がリズムで覚えられるので、気に入っています。

 

 

 

絵とリズムが楽しいので、子どもも好きでした。私にとっても、みんなが喜んで歌い、なおかつ役立つ会話がたくさん載っているので、とても心強い本でした。

 

会話の中では単語で応えるだけでもいい

基本会話だけでなく、さまざまな疑問文にそれなりの応えができるようになると「おぉ!」ずいぶん成長したなぁと思います。

例えば

Are you hungry?      

--- Yes.

Did you eat something before coming here?

---- Yes.  Onigiri.

 

What time did you wake up this morning?

---- 7. あ~ At 7.

Did you eat breakfast?

---- Yes.

Who cooked breakfast?

---- Mother.

 

You went to Mt. Fuji last weekend, right?

---- Yes.

How did you go there?

---- car.

Who drove ?  Your mother?

---- No. father.

 

When will you visit your grandparents?

--- ん~。Next Saturday.

How long will you stay there?

----How long? ん~。three ...days.

 

こんなふうに、単語だけでも「ちゃんと答えになっている」言葉がでると、素晴らしいと思います。

 

「この流れなら、次にこんなことを聞かれるかもしれない」そういう予測ができるようになったと思うのです。

 

まとめ

単語を連発して遊んでいた頃から、子どもたちはどんどん英語を取り込んでいます。今日は、そんな最初の頃から「少し慣れたなぁ」と私が感じた段階について書きました。

 

個人的な意見ですが、これらを理解しだすと、なんだかかっこよくなるのです。

 

・名詞、形容詞の違いを理解し、副詞もなんとなくつかむ頃

・単数と複数、不可算名詞の存在も知り、英語というものにより積極的になる頃

・さまざまな質問に、単語だけでも応えられる頃

 

最後までおつきあいありがとうございます。

それではまた。