シンガポールの物価は高い?食費・交通費・宿泊費を日本やアジア各国と徹底比較!旅行予算ガイド

「シンガポールって物価が高いって聞くけど、実際どのくらいかかるの?」——旅行を計画するとき、予算の見通しが立たないと不安ですよね。

結論から言うと、シンガポールの物価は世界トップクラスの高さですが、ホーカー(屋台)食や地下鉄を活用すれば日本と同程度の予算でも十分に旅行できます。賢く使い分けることが、シンガポール旅行のコスト管理の核心です。

この記事では、食費・交通費・宿泊費の具体的な金額・日本やアジア各国との比較・3泊4日の予算シミュレーション・費用を抑えるコツまで、徹底的に解説します。

※本記事の価格はすべて2025年現在の目安です。為替レートや物価は変動するため、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

シンガポールの物価水準はどのくらい?基本情報を理解する

シンガポールの物価水準はどのくらい?基本情報を理解する

シンガポールは世界物価ランキング第2位の高物価都市

シンガポールはMercerが発表する「生活費調査(Cost of Living Survey)」において、世界有数の高物価都市として継続的に上位にランクインしています。アジア地域ではダントツのトップで、世界的にもニューヨーク・ロンドンと並ぶ水準です。

Mercer発表の生活費ランキングとニューヨーク・東京との比較

都市物価水準の特徴
シンガポールアジア最高水準・世界トップクラス
ニューヨークシンガポールと同等かやや上
東京シンガポールよりやや安い水準
バンコク・クアラルンプールシンガポールの1/3〜1/2程度

シンガポールの通貨「シンガポールドル(SGD)」の基礎知識

1SGD=約110円(2025年現在)為替変動への注意点

シンガポールの通貨はシンガポールドル(SGD)です。2025年現在の為替レートは1SGD≒110円前後で推移していますが、為替は日々変動するため旅行前に必ず最新レートを確認しましょう。本記事では1SGD=110円で換算しています。

キャッシュレス決済比率90%以上 — 現金はどれだけ必要か

クレジットカード・Google Pay・Apple Payが使えるシーンと現金が必要な場面

シンガポールはキャッシュレス化が非常に進んでいる国です。ほとんどの場面でクレジットカード・Google Pay・Apple Pay が使えます。

支払い場面カード・電子決済現金
スーパー・コンビニ・飲食店✅ ほぼ使用可能不要なことが多い
MRT・バス✅ タッチ決済対応不要
ホーカー(屋台)⚠️ 店舗により異なる念のため持参推奨
小規模露店・市場❌ 多くが現金のみ必要

注意:ホーカーセンターの屋台は現金のみの店舗もあります。100〜200SGD(約11,000〜22,000円)程度の現金は持参しておくと安心です。

シンガポールの食費はいくらかかる?

シンガポールの食費はいくらかかる?

ホーカー(屋台)での食事代 — 1食5〜10SGD(約550〜1,100円)

シンガポールで最も節約できる食事方法が、ホーカーセンター(hawker centre)での屋台飯です。チキンライス・チャークウェイティオ(炒め麺)・ラクサなど、地元の味をリーズナブルに楽しめます。

屋台文化「ホーカーセンター」の特徴と節約効果

ホーカーセンターはシンガポール政府が管理する屋台集合施設で、2020年にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。地元の人も日常的に利用する食文化の中心地で、清潔に管理されており衛生面の心配も少ないのが特徴です。

  • チキンライス:5〜6SGD(約550〜660円)
  • ラクサ(ピリ辛ラーメン):5〜8SGD(約550〜880円)
  • チャークウェイティオ:5〜7SGD(約550〜770円)
  • 飲み物:1.5〜3SGD(約165〜330円)

カフェ・レストランでの食事代 — 15〜40SGD(約1,650〜4,400円)

観光地周辺のカフェやレストランでは、1食あたり15〜40SGD(約1,650〜4,400円)が目安です。マリーナベイ・サンズ周辺や高級モールのレストランはさらに高額になります。

食事スタイル1食の目安円換算
ホーカー屋台5〜10SGD約550〜1,100円
フードコート8〜15SGD約880〜1,650円
カジュアルレストラン15〜25SGD約1,650〜2,750円
ファインダイニング40SGD〜約4,400円〜

ビッグマックセットとスタバラテで見るシンガポールの食費水準

ビッグマックセット約950円・スタバラテ約847円の意味するもの

国際的な物価比較でよく使われる「ビッグマック指数」で比較すると、シンガポールのビッグマックセットは約8.6SGD(約950円)、スタバラテは約7.7SGD(約847円)程度です。日本のビッグマックセット(約800円前後)と比べると約150円ほど高い水準にあります。

シンガポールの交通費はいくらかかる?

シンガポールの交通費はいくらかかる?

地下鉄(MRT)の運賃 — 1〜2SGD(約110〜220円)で数駅移動可能

シンガポールの地下鉄MRT(Mass Rapid Transit)は、観光地のほぼすべてをカバーしており旅行者にとって最も使いやすい交通手段です。運賃は乗車距離に応じた従量制で、短距離なら1〜2SGD(約110〜220円)と非常にリーズナブルです。

  • 市内短距離(2〜3駅):1〜1.5SGD(約110〜165円)
  • 市内長距離(空港〜市内):1.5〜2.5SGD(約165〜275円)
  • EZ-Linkカード(交通系ICカード):デポジット5SGD+チャージ

タクシー初乗り4SGD前後(約440円)— 種類による価格差

タクシーの初乗りは4SGD前後(約440円)で、日本の初乗りとほぼ同等です。Grab(東南アジア版Uber)を使うと便利ですが、ラッシュアワーや深夜はサージプライス(割増料金)が適用されます。

交通手段運賃目安特徴
MRT(地下鉄)1〜2.5SGD定時性が高く観光に便利
バス1〜2SGDMRTより細かいエリアをカバー
タクシー(メーター)初乗り4SGD〜深夜・荷物多い時に便利
Grab(配車アプリ)目安5〜15SGD時間帯によりサージあり

交通網が発達しているシンガポールだからこそできる節約移動

シンガポールの国土は東京23区よりやや広い程度のコンパクトさです。MRTとバスを組み合わせれば、ほぼすべての観光スポットに低コストでアクセスできます。タクシーを使わなくても観光できる環境が整っていることが、交通費節約の大きな味方になります。

シンガポールの宿泊費はいくらかかる?

スタンダードホテル1泊15,000円〜 — エリアと立地による価格差

シンガポールの宿泊費は東京と同等かやや高い水準です。市内中心部(マリーナベイ・オーチャード)のスタンダードホテルは1泊15,000〜25,000円が目安です。

宿泊タイプ1泊の目安(円)
ホステル・ドミトリー2,000〜5,000円
ゲストハウス・プチホテル8,000〜14,000円
スタンダードホテル(3〜4星)15,000〜25,000円
高級ホテル(5星)35,000〜80,000円

リゾート・高級ホテルは1泊50,000円以上

マリーナベイ・サンズの宿泊費は1泊100,000円近く

シンガポールのランドマークマリーナベイ・サンズは、ルーフトップのインフィニティプールで有名な超高級ホテルです。宿泊費は1泊70,000〜100,000円以上にのぼることも珍しくありません。宿泊しなくても、1日パスでプールを利用するオプション(約50SGD)もあります。

宿泊費を抑えるエリア選びのポイント

宿泊費を抑えたい場合は、リトルインディア・ラベンダー・ゲイランなどのエリアがおすすめです。MRTでのアクセスは良好ながら、市内中心部と比べて宿泊費が30〜50%安くなることがあります。

シンガポールの宿泊費と旅行予算については、Newtのシンガポール旅行予算ガイドも参考になります。

シンガポールの物価を日本・タイ・マレーシアと比較する

日本との比較 — 食費はほぼ同等・宿泊費はやや高め

ビッグマックで約150円・スタバラテで約350円シンガポールが高い

日本と比較すると、外食費は全体的にシンガポールがやや高い傾向にあります。ただしホーカーを活用すれば日本の外食とほぼ同等かむしろ安く食べることも可能です。

地下鉄はシンガポールが安くタクシーはほぼ同等

交通費では、MRTの運賃が東京の地下鉄より安い傾向にあります。タクシーはほぼ同等水準ですが、深夜やピーク時の割増料金には注意が必要です。

タイとの比較 — 食費・交通費・宿泊費すべてタイが安い

屋台1食が約160〜280円でシンガポールの1/2〜1/3

バンコクの屋台飯は1食40〜80バーツ(約160〜280円)が相場で、シンガポールのホーカー飯(550〜1,100円)と比べると約1/2〜1/3の安さです。

宿泊費はシンガポール中心部がタイの2倍以上になる理由

バンコクのスタンダードホテルは1泊4,000〜8,000円が相場で、シンガポールの15,000〜25,000円と比べると大幅に安くなります。タイは人件費・地価がシンガポールより低い水準にあることが主な理由です。

マレーシアとの比較 — アジア最安水準でシンガポールより大幅に安い

スタンダードホテル約3,000〜4,500円という驚きのコスパ

クアラルンプールはシンガポールから陸路・空路で約1〜2時間という近さにありながら、物価はシンガポールの1/3〜1/2以下です。スタンダードホテルが1泊3,000〜4,500円という圧倒的なコスパを誇ります。

3カ国の物価比較まとめ早見表

費目シンガポール日本(東京)タイ(バンコク)マレーシア(KL)
屋台・格安食事550〜1,100円600〜1,000円160〜280円200〜400円
カジュアル外食1,650〜2,750円1,000〜2,000円500〜1,500円400〜1,000円
地下鉄(短距離)110〜165円170〜250円120〜350円100〜200円
タクシー初乗り約440円約500円約170円約200円
スタンダードホテル1泊15,000〜25,000円10,000〜20,000円4,000〜8,000円3,000〜4,500円

シンガポールと各国の物価比較については、ロコタビのシンガポール物価ガイドも参考にしてみてください。

シンガポール旅行の予算目安 — 3泊4日でいくらかかる?

1人あたりの総予算は約156,000〜207,000円が目安

航空券・ホテル・食費・交通費・観光費の費目別内訳

費目節約プラン標準プラン
航空券(往復)33,000円(LCC)50,000円(大手航空)
宿泊費(3泊)30,000円(郊外ホテル)60,000円(中心部ホテル)
食費(3泊4日)20,000円(ホーカー中心)35,000円(外食バランス型)
交通費3,000円(MRT・バス中心)7,000円(タクシー併用)
観光・入場料15,000円25,000円
ショッピング・雑費20,000円30,000円
合計(1人)約121,000円約207,000円

1日の観光予算シミュレーション — マリーナベイ・サンズ周辺で約25,890円

朝食から夕食・移動・入場料まで1日の支出モデルケース

時間帯内容費用目安
朝食ホーカーでカヤトースト+コーヒー約550円
午前移動MRT乗車(2区間)約165円
午前観光ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Flower Dome)約2,090円
昼食フードコートで麺料理+ドリンク約1,430円
午後移動MRT乗車(3区間)約220円
午後観光セントーサ島・ユニバーサルスタジオ約9,900円
夕食チリクラブ専門店(マリーナ周辺)約7,700円
夜の移動タクシー(帰宿)約1,100円
夜の観光マリーナベイ・サンズ展望台約2,750円
1日合計約25,905円

シンガポール旅行費用を賢く抑える5つのコツ

コツ① LCC・早割・平日深夜便で航空券を往復33,000円前後に抑える

日本からシンガポールへはスクート・エアアジアXなどのLCC(格安航空会社)が就航しています。出発の2〜3か月前の予約・深夜便・平日出発を組み合わせると、往復33,000〜45,000円程度に抑えられることがあります。

コツ② 郊外・駅から離れたホテルを選んで宿泊費を半額以下に

リトルインディア・ラベンダー・カラン周辺はMRTで観光エリアにアクセスしやすく、中心部と比べて宿泊費が30〜50%安い傾向があります。朝食なしプランを選び、ホーカーで朝食を取る節約スタイルも効果的です。

コツ③ ホーカー中心の食事とスーパー・コンビニで食費を節約

3食をホーカーで済めば、1日の食費を2,000〜4,000円程度に抑えられます。水・スナック・軽食はフェアプライスやコールドストレージなどのスーパーで購入すると観光地の売店より大幅に安くなります。

コツ④ 地下鉄・バス中心の移動とツーリストパスの活用

短期旅行ならシンガポールツーリストパス(1日・2日・3日用の乗り放題パス)の活用がおすすめです。1日パスは10SGD(約1,100円)程度で、MRT・バスが乗り放題になります。移動が多い日はパスの方がお得になるケースが多いです。

コツ⑤ 無料観光地の活用と有料施設のオンライン事前購入割引

シンガポールには無料または低コストで楽しめる観光スポットが充実しています。

  • 無料:マリーナベイ・サンズ周辺のウォーターフロント・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(外エリア)・ボタニック・ガーデン
  • 割引:ユニバーサルスタジオ・シンガポール動物園などはオンライン事前購入で10〜20%割引になることが多い

シンガポール旅行の費用節約術については、HISのシンガポール旅行費用ガイドネイティブキャンプのシンガポール物価情報も参考にしてみてください。また英語の勉強や旅行英語を学びたい方は、fiine to eigoのトップページもぜひご覧ください。

シンガポールの物価 — まとめと旅行予算計画のポイント

日本と比べた場合の物価の実態を3行で整理する

  • 食費:ホーカーを使えば日本とほぼ同等。レストランは日本より割高になることが多い。
  • 交通費:MRTは日本の地下鉄より安く、コンパクトな国土を安く移動できる。タクシーは日本とほぼ同等だが深夜割増に注意。
  • 宿泊費:市内中心部のホテルは日本よりやや高め。郊外エリアや早期予約・LCCとの組み合わせで節約できる。

目的・スタイル別に予算を組み立てるための考え方

旅行スタイル3泊4日の総予算目安ポイント
節約バックパッカー約80,000〜100,000円LCC・ホステル・ホーカー中心
スタンダード観光約150,000〜200,000円中級ホテル・外食バランス型
ラグジュアリー旅行約300,000円〜高級ホテル・ファインダイニング

シンガポールは確かに物価が高い都市ですが、「どこで食べるか・どこに泊まるか」の選び方次第で予算は大きく変えられます。ホーカー文化を楽しみながら賢くコストを管理することが、シンガポール旅行を最大限に楽しむための最大のコツです。

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