Hello! It’s humid today. How’re you doing?
英語教室に通っていて、幼児のころ滑らかな発音で話していた子が、大きくなってだんだんとカタカナ英語になってしまうことってありますよね。
今日は、うちの教室においての崩れやすい時期や、理由についてです。
発音が崩れる二大時期
全ての英語らしい音が消えてしまうわけではないのですが、うちで発音が気になる時期は大きく分けて2回あります。
①カタカナに引きずられる時期
②たくさんの文法を覚える時期
では理由とともにご紹介します。
①カタカナに引きずられる時期と理由
カタカナにひきずられる。これが最初にきます。
幼稚園の年長から小学低学年で起きることが多いです。
日本語の語彙が大きく広がる時期ですね。
これはどういうことかと言うと
英語より、カタカナになった単語を多く聞くようになったとき。
なぜなら子供にとって、カタカナの方が自然に聞けて、楽に発音できるからだと思います。
例えば
swimming
school
tennis
など。英単語として口にしていた時の
「w 」「c」「t」の音は、あっという間に抜けてしまいます。
「スイミング」というカタカナには「w 」の音が入っていないのですね。
例)
I have a swimming class on Thursday.
こんな文で、swimming だけ「スイミン」になることがあります。
一瞬わからないくらい自然なのですが、「w 」音は大げさな音がするものなので、心して聞くと「おや、今、すぅーっと言ったな」と気が付きます。
同じように「スクール」「テニス」も、一瞬そんな感じに聞こえるのですけれど、破裂する子音が薄れてしまいがち。
一方、カタカナにひきずられない単語もあります。
例えば「ケーキ」
子どもは「cake」を「ケーキ」とは言いません。
子どもにとって「キ」と「ク」の違いは大きいのですね。
後は「どのくらいその単語を使ったか」によって、カタカナが定着するか、英語音が定着するか変わってくるように見えます。
( * これについてはまた改めて )
②たくさんの文法を覚える時期
2つめの時期は、個人差もありますが、小学校高学年から中学生で起きる、いわゆる文法を詰め込まなくてはいけない時期です。
学校の予習を進めすぎたり、英検などで上の級を受けるときによくおきます。
文法に時間を取られて、発音まで時間を割けないのです。
またこの時期は単語量が爆発的に増える時。
すべての語を滑らかに言えるような練習をレッスン内に組み込むことは難しい、というのが理由だと思います。
よく、日本人とネイティブ先生の二人体制で、文法とスピーキングを練習させてくれるお教室がありますが、理にかなった体制ですね。
どちらかを、おうちでできるような仕組みにするのも、いいのでしょうね。
これには成功例もありますが、話がそれるので省きます。
番外編: お年頃の時期
番外編ですが、多くの子が通る道。
お年頃。
虚ろな目で頬杖ついちゃったりしたかと思えば、
イアホンを耳に踊りながら入室したり、
テーブルの下で「秘密のメモ」を回したり…
お年頃ですね。
こういう時も、あまりやっきになっても効果がありません。
半分くらい心ここにあらず、ですものね。
さて、小さいお子さんがいらっしゃるお母さんは、これから起きるこんな時期を想定して、のんびり構えてほしいなと思います。
大丈夫、どれも乗り越えていきますからね。
お年頃に視線が合わなかった子供たちも、時期が過ぎればしっかり目を合わせて、頷きながらやってます。
発音があまり崩れなかった子や、崩れたようで取り戻した子もいます。
彼らがどんなことをしていたのか、また今度書きたいと思います。
発音が崩れない子の様子の記事はこちらです↓↓
* 写真のサイズに関して、Luna さんから Tiny png という圧縮サイトのことを教えていただきまして、やってみました。はてなフォトの設定も変えてみました!
これから、今までの写真を圧縮版に貼り付け直す、という作業が待っていますが、何もできずに悶々としているよりずっと嬉しい!
本当にありがとうございました。
それではまた。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
Take care and bye for now.