fiiney と絵本で英語れんしゅう

大人も使える、絵本を参考にした日常の英語を発信しています!海外旅行の話も書いています

There is ~を使わないのはどんな場合?There was an old lady who swallowed a fly

Hi, everyone!   Did you get lots of candy yesterday?

多くの使い方がある 「 there 」という語。その中の「~がある、いる」という使い方を、例を見ながら練習してみます。

 

お母さま方へ :  私のクラスでの導入の仕方と、読んだ子供達のようすも加えます。

「おばあさん」が厚着をしているし、ポケットにキャンディケーンも入っているので、うちでは秋の終わりに読むことが多いです。

 

さあ、いきます! There is ~を使わない場合もありますからね!

 

 

絵本: There was an old lady who swallowed a fly

 

この本は、とても一言では言い表せないほど楽しい。
なぜってこの、幸せそうな Lady 、ハエを飲み込んでいまうのです。

 

There Was an Old Lady Who Swallowed a Fly (Classic Books With Holes)

There Was an Old Lady Who Swallowed a Fly (Classic Books With Holes)

 

 

 

あらら大変。どうしてそんなことしたんだか! 

でも彼女が次にとった行動は…もっと大変。

 

もう二匹目で、おかしくなって笑ってしまう。

お腹のところに穴が開いていて、ページをめくる毎に飲み込んだものが描き足されていきます。穴の大きさが調節されていて、迷宮に入り込むようなしかけ。

 

頭をかしげながら 読んでいくと、いつのまにかこの不思議な世界に引き込まれてしまう。「なんておバカなんだ!」って言ってね。


では、今日学ぶ、There is ~の文がある、冒頭のところを引用します。あとで意味をとりましょうね。

 

" There was an old lady who swallowed a fly.

I don't know why she swallowed a fly."

 

Child's Play / Classic Books with Holes
illustrated by Pam Adams

 

 

 素敵な始まりでしょう?

まずは、There is ~の使い方、みてみましょうね。

 

「~がある」ということを伝えたい時に使う

「there is / are ~」は「~があるということをこれから伝えますよ」という導入の意味がある言い方。

 

だから There is ~ と聞いたら「ああ、これから何かががいる/ あるって言ってくるんだな」とわかる。

 

読む場合も同じ。There is ~、ときたら、次の主語が大事。

主語が複数なら、be動詞を複数に合わせて、There are ~となっています。

 

例)

There is a big river in the jungle.

そのジャングルには大きな川があります。

 

Look !  There is a lion on the hill.

見て! ライオンが丘の上にいる。

 

There are some libraries in my town.

The biggest one is...

私の街にはいくつかの図書館があります。

一番大きいのは…

 

There was a long line at the shop.

そのお店には長い行列があった

 

Let's go home.  There is an interesting movie on TV tonight.

家に帰ろうよ。今夜テレビで面白い映画があるよ。

 

「あるもの」が会話の中で新情報のときにだけ使う

There is ~は、何かが「あります/ 存在します」ということをこれから言う時に使う。

 

聞き手にとって、その会話で新情報である必要があるんだ。

「こんなものがある」ということをすでに知っている場合には、There is ~は使わないんだよ。

 

例えばこんな文を見てみよう

 

I went to a Safari Park with my family  last week.   We saw many wild animals, such as lions, elephants, zebras and  a tiger.

 

先週、家族でサファリパークに行ったんだ。たくさんの野生動物をみたよ、ライオンや象、シマウマにトラなんかをね。

 

これに続けて「ライオンは丘の上にいたんだ」と伝えるときには、There is は使わない。「ライオンを見た」と、存在をもう伝えているからね。

 

そういう時は「そのライオンたち」を主語にする。

 

The lions were on a hill.

ライオンたちは丘の上にいたんだ

  

冠詞 the のついた名詞、固有名詞と一緒には使わない

There is ~は the の付いた名詞のときには使わない。

 

なぜなら、the は、お互い知っている「その」という意味をもつからね。新情報ではない、とされるんだ。

 

みてみよう

 

I saw a cat in front of my house this morning.  The cat was so cute.

今朝、家の前でネコを見たの。 そのネコ、とってもかわいかった。

I went hiking with my friends yesterday.   The mountains were beautiful.

昨日、友達とハイキングに行ったんだ。 ( その ) 山々はきれいだったよ。

 

こんなふうに、話の中でどの名詞について言っているかわかる場合に、the になるんだったね。

 

「どの名詞かわかる" the" のついた名詞」は 新情報ではないから、There is ~の文では使わない。

 

 There is the cake on the table.

〇 There is a cake on the table. 

〇 The cake is on the table.

 

固有名詞とも使わないよ。

☓ There is Mary in the kitchen.

「メアリー」なんて名前で言えるならお互い知ってるものね。

 

〇 Mary is in the kitchen.

 メアリーは台所にいます

 

 

所有格のついた名詞も一緒に使わない

 

同じように、話しの中で「私の」「あなたの」や「彼の」などの所有格がついた名詞も、存在を知っているはずの名詞だから、There is / are ~の文では使わない

 

☓ There is your shirt on the chair.

〇 Your shirt is on the chair.

 

☓ There is  his pudding in the fridge.

〇 His pudding is in the fridge.

  彼のプリンが冷蔵庫にある

 

プリンは、誰の物かはっきりさせておかないとね!分からなかったら、こう聞いてみよう。

There is a pudding in the fridge.  Whose is it?

冷蔵庫のなかにプリンがあるよ。誰の?

 

Is it Tom's?      (トムの? )

Can I have it?  ( 食べていい? ) 

 

 

There is a ~/ There are some ~で慣れよう

使わないパターンが分かったら、あとは使うパターンをみていこう!

 

There is an express train at 4:00.

4時に特急電車があります

 

There are some nice places to sit  and talk.

腰かけて話せるステキな場所がいくつかありますよ

 

There are many interesting magic spells in Harry Pottar's story.

ハリーポッターのお話しには、面白い呪文がたくさんあります

 

はい、問題

その美術館にはいくつかとても古い絵があります

(             ) (          ) (           ) very old pictures in the museum. 

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"British Museum" taken by fiiney

 

しっかり声に出して言ってみてね!

There are some very old pictures in the museum.

 

 

単数なら There is a ~

複数なら There are some~、a lot of~、many~、

 

言い慣れておくといいですよ。There is の次に固有名詞がくるなんて、聞いたことも言ったこともない、という状態を作ってしまおう!

 

疑問文  Is there ~?/ Are there any~?

 

疑問文にするには、be動詞を前にすればいい。よくある形だね。

 

さっそく問題

この近くにコンビニはありますか 

(       ) (                ) a convenience store near here?

 

え?かっこの長さでわかった?

ひっかけかもよ!

 

Is there a convenience store near here?

 

ポイントは、"a " です。1つを意味する "a "があるから、単数の  " is " ですよ。

 

Are there any problems?

困り事はありますか

 

こちらは、 any がついてますね。

疑問文なら「どんなものでも」

否定文なら「少しも~ない」という意味です。

 

否定の形 There isn't ~/ There aren't

 

否定の形「~はない」は、be動詞に not をつけるだけ!!

any をつけると「少しも」ですね。

 

はい、いきなりだけど穴埋め問題。

 

There (                    ) any computer games at my house.

家にはゲームが一台もない  ( まさか!? )

 

We can't go skiing.  (               ) (             )  any snow yet.

スキーに行けないよ。まだ雪が全然ないんだ。

 

さあ、どうかな?

 

There aren't any computer games at my house.

ポイントは、computer games.  複数ですね。

 

We can't go skiing.  There isn't any snow yet.

ポイントは snow 。「雪」は不可算名詞なので、単数で受けますよ。

 

 

最後にもう一度、本文をみてみましょう

こんな一文でしたね。

 

" There was an old lady who swallowed a fly. 

I don't know why she swallowed a fly."

 

Child's Play / Classic Books with Holes

illustrated by Pam Adams

 

 「あるところに〇〇がおりました」という、典型的な昔話の形をとっています。

関係代名詞 who も入って長い文ですが、There was an old lady の部分はバッチリ分かりますね。

 

" 年老いた女性がいました "

 

彼女がどんな女性かは who の後に説明されていますよ。 

swallowed a fly   ハエを飲み込んだ 

 

「ハエを飲み込んだ、おばあさんがいましたとさ

いったいなんだって、ハエなんか飲み込んだのか

さっぱりわからない 」

( 訳: fiiney )


文法は中学三年生以上向きですがレベルに合わせて焦点をあてて読むことができます

・There was ~
・関係代名詞
・不定詞
・感嘆文

 

「冠詞は面倒くさい」という子へ導入の仕方

書いてきましたとおり、There is ~の文は、冠詞の感覚と繋がりがあります。「初見なのか」、「相手がそのモノ、コトを分かっているのか」を冠詞で区別する。

日本語にはそもそも冠詞がないですものね。

 

だからこそ、この文は英語を話す人たちの感覚を知るのにいいと思います。目の付け所というか、気にするポイントが、違う。

 

子どもたちも受け取り方はさまざまです。「へぇ!」という子もいれば「こういうの本当に面倒~」という子もいます。

 

面倒だな、という場合には ( その子の年齢にもよりますが ) あまり追い込まずに正しく使われている文をたくさん読むだけにします。

 

上で「使わない場合」も書きましたが、それは受験用です。子どものクラスでは「正しい使い方の文」をなるべく楽しく、多く、何度も使います。

 

それで大丈夫。子どもは感覚的に「こういう時に使う」ということを学びます。

 

「より深く知りたい」もしくは「正しくない使い方をした時に、なぜダメなのか腑に落ちなくて悲しい」という子には「実はね…」と明かしていくようにしていきます。

 

それで「へぇ」となればいいなと期待しながら。

 

私の経験では、適切な時期に適切なレベルの言い方で説明すると「へえ」の確率が高くなります。

 

だからこそ、絵本を読んでいくのはいいことだと思います。同じ本を同じ子どもが読む場合も、その時のレベルによって、当てる焦点が違ってきます。

 

その子がそこに目をつけたときそれが適切な時期なのでしょう。

 

もちろん、それまで待てない場合も多々あります( 泣) 

そうなると大変なのですが、試行錯誤しながらなんとかやっています。いつかそれについても書きたいと思います。

 

この本を読んだ子供達のようす

There was an ~からはじまる不条理満載のこのお話し。

とりあえず使い方を確認したら、あとは「Old lady 」の世界にどっぷり浸かりましょう。

 

子供たちはお腹に開いた穴の中を見ようと、こぞって本を引き寄せます。

 

そして覚えさせようとしていない、

" How absurd … "

" What a hog! "

" I don't know why…"  などをよく覚えるものです。

 

とにかく楽しくて、中学生にも人気。

しっかり There is ~は覚えますので、うちでは重宝しています。

 

最後までおつきあいありがとうございました。

 

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