【英語版大きなかぶ】子供の不定詞「~したい」はこんなに楽しい文ができます

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今日は英語絵本 ” The Farmer and the Beet” を参考に、不定詞を使った「~したい」という文の練習です。

そんな文はつまらないって?いえいえ、子供の不定詞は楽しいですよ。

 

例えば「50メートル泳げるようになりたい」などは、なかなか難しいですよね。 

みなさんもぜひ挑戦してみてください。 

 

 

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The Farmer and the Beet

 

 

 

* この記事は 2019年6月に書いたものに加筆修正しました。【2020年6月26日】

 

目次

 

参考文「夕食にそのかぶを食べたい」

 

「 want to ~」の練習に使っているのはロングマンの「おはなしCD絵本シリーズ」の「大きなかぶ」です。

 

参考にするのは「夕食にそのかぶを食べたいんだ」の表現ですが、ここのセリフ全体が大事なので、引用します。

 

 

 Horse, please help me pull up this beet.

I want to eat the beet for dinner, ” said the man.

— The Farmer and the Beet より

 

「馬さんよ、このかぶを引っこ抜くのを手伝っておくれ。夕食にこれを食べたいんだ」

と男は言いました。

 

help +人+ 動詞= 誰が~するのを手伝う

「~したい」の文と合わせて理由を述べているのが良い点ですね。

 

この本には他に「but ~、so ~」の接続詞も使われています。話の流れをつかむ練習にもなってくれます。

 

薄い本ですが、慣れておきたい表現がギュっと凝縮してあって重宝しています。

 

外山節子 監修

ロングマンおはなしCD絵本シリーズ

「おおきなかぶ」の一冊です

 

うたって!よんで!英語だいすき!「大きなかぶ」他3編 (ロングマンおはなしCD英語絵本シリーズ)

うたって!よんで!英語だいすき!「大きなかぶ」他3編 (ロングマンおはなしCD英語絵本シリーズ)

 

「誰が・何する・何を」を意識する

子供達には不定詞の前に、文の中心になる部分を意識してもらいます。

中心になる部分というのは、主語と述語になる動詞

 

誰が・何する・何を

〇〇は = 何だ

 

どんなに長い文になっても、核になる主語・述語動詞をつかむことが、理解の助けになりますね。

 

例)

I play soccer with my friends at school on Saturday.

 

核になる動詞= play 

 

では「プレーしたい」にするにはどうするか

ここで大切なのは「~したい」の場合、文のになる動詞は「play」ではない、ということですね。

 

play も文の意味の上では大切な要素ですけれどもね。

 

 

不定詞「~したい」の作り方と例文

 

「~したい」の文で核となる動詞は「want 」です。

欲しい、~することが

 

 「~すること」は

 to +動詞の原形 で表しますね。

 

「食べたい」

  ↓

 「食べることが欲しい」

   ↓

  want  to  eat

 ( 食べたい )

 

例)

 おかし食べたい

I want to eat snacks.

テレビみたい

I want to watch TV.

木の上に秘密の家を作りたい

I want to make a secret house in a tree.

 

主語が三単現のときや、時制の影響を受けるのは、核となる動詞の 「want」です

 

My brother wants to watch his favorite TV program everyday.

弟は毎日、好きなテレビを見たがる

 

子供にとっても簡単な文です。

 

実は子供にとって難しいのは
「want to 動詞」=「~したい」の部分ではありません。

彼らにとって難しいのは、
go to など、to をダブル使いする動詞の文や、さまざまな前置詞を使い分けることが難しいのです。

 

しかしそれはまた今度にして、一番肝心なところを練習しましょう!

 

 

子供が言いたい文で問題に挑戦

 

子供たちとのやり取りの中でよく出てきた文を問題形式でご紹介します。

 

問題 

1)   あの ダンスチームに入りたい
2)   ボルダリングをやってみたい
3)   算数のテストで100点取りたい

 

言いたい日本語に対して、どんな動詞を使うか。

「やってみる」とか「入る」「とる」など、簡単な語ほど悩むものですよね。  

 

 こたえ

1.  I want to join the dance team.

2.  I want to try bouldering.

 3.  I want to get 100 points on the math test.

 

 

want to join  ( 仲間にはいりたい )

join は仲間になって一緒に何かやるイメージ。

try は未経験のことに挑戦するかんじ。

 

「100点を取る」 で簡単なのは get

 

get 100 marks  

get a perfect score   でもいいですね

 

もう少しいきましょう!

 

4.    親抜きでディズニーランドに行きたい
5.    一度にプリン10個食べたい
6.    カナダのおばさんちに行きたい

7.   50メートル泳げるようになりたい

 

ちなみに「~したい」を言う時は一気です。

want to go ,  want to eat,  このかたまりはいっきに言います。

早すぎて wanna と発音するほどですね。

 

( wanna に慣れる歌も紹介していますので、下に貼り付けます! )

 

こたえ。

4.  I want to go to Disneyland without my parents.
5.  I want to eat 10 puddings at a time.

6.    I want to visit my aunt in Canada.

7.    I want to be able to swim 50 meters.

 

ピンク文字のところが、迷うところですよね。

 

7番「~できるようになりたい」は、子供が言いたがる文です。

少し複雑になりますが

I can swim 50 meters. ( 50メートル泳げる )

この状態が欲しいわけです。

 

しかし can は助動詞で、動詞のようには使えませんから、want の後には置けない。

そこで! can と同じ意味の be able to です。

 

中学ではこんな複雑な文は習いませんが、小学生だと自由で楽しいですね。

 

不定詞「~したい」流れがあると楽しい

 

「おおきなかぶ」でもそうですが、文は流れの中で使うと理解しやすいですね。

話すときも、聞く方も、文が多いほどわかりやすい。

それに断然楽しいです。

 

例えば、先ほどのボルダリングの文

Nonaka Mihou is a famous sports climber in Japan.  She is so cool.   I just want to try bouldering too.

 

( 野中生萌は日本の有名なスポーツクライミングの選手。すごくかっこいいのです。私もちょっとボルダリングをやってみたいです。 )

 

ディズニーの文では

My parents don’t like coasters.  They never ride Big Thunder Mountain Railroad or Splash Mountain.  I love coasters!  I want to go to Disney land without my parents.

 

( 私の両親はコースターが嫌い。ビッグサンダーマウンテンやスプラッシュマウンテンには絶対のりません。私はコースターが好き! 親抜きでディズニーランドに行きたい )

 

こんなふうになります。イキイキしていいですよね。

 

「私は算数が苦手で、100点とったら一万円くれると母が言ったので、絶対100点とりたいです。」

こんなことを言った子もいました。親子の心意気が伝わってきますね。

 

最後にこれを英語にしてみましょう。

I’m not good at math.  My mother said if I get 100 marks on the math test, she will give me 10,000yen.  So I really want to get 100 points.

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

wanna の歌が載っている記事と、不定詞の他の記事を貼らせていただきます。

それではまた!

 

 

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ではまた See you soon!

  

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