インター幼稚園の声かけに似ている English for everyday avtivities / 行動プロセスの英語

Hello! フィーニィです。

今日は、日常動作の「これなんて言うんだろう」の疑問にぴったり答えてくれる本を紹介します。

 

文がインター幼稚園の先生が使っていた英語と似ているなと感じています。

 

English for everyday activities という本です

話しかけるような文なので、読むだけでまるで海外で生活しているような気分になります。

  

もちろん、幼稚園では個人にしっかり話しかけられることも多いでょうし、全てのインターの先生がこのように話している、というわけではありません。

 

たまたますれ違った先生が話していた英語が、この本の文と似ていると感じ、これは日常生活の英文理解や発話に役立つだろうな、と思ったのです。

 

私が持っているのは古い版ですが新しいCD付きが出ているようで、こちらもレビューの評価が高いです。

 

English for Everyday Activities 2nd Edition Student's Book with CD

English for Everyday Activities 2nd Edition Student’s Book with CD

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: Compass Publishing Japan
  • メディア: ペーパーバック
 

  

 

 

インター幼稚園のお散歩で使われていた英語

 

以前、住んでいたところの近くにインターの幼稚園がありました。

 

ある日、自転車に乗って細い道にはいったとき、向いから7~8人の幼児さんがやってくるのが見えました。

 

そして、先頭で子供の手を握って歩いている先生の声が聞こえてきました。

完全ではないけれど、こんなかんじです。

 

Look!   Watch out !  

A woman is coming on her bike.

 

( ん?!インターか? )

 

Let’s walk in the side.  OK. Let’s stop.

Wait for her.  OK, She’s passing. Oh!!

 

She’s getting off her bike! 

Thank you.  OK. Now, let’s go.  Say thank you.

 

Oh, she’s waving her hand

Let’s wave back to her.   Thank you.

Have a nice day!

Good Bye!

 

進行形を使っての、古舘伊知郎なみの解説っぷり。

目の前に流れていく状況を文にしている、ように聞こえました。

 

 では、ご紹介したい本に移ります。

 

日常行動の英文が満載の本

裏表紙にあるとおり、この本は単なる「絵辞典」とは違って、日常の活動のプロセスが英語で書いてあります。

 

文は全て英語ですが、キーになる単語、注意したい表現が各ページにあり、全体的に英検3級程度で読めます。

 

やりなおし英語、復習英語にもぴったりです。

 

行動プロセスが英文になっている

 

詳しくて面白いので、少し日本語で例をあげます

(本文は英語です)

 

例1 )  歩く

「ダンは歩道を歩いている。

 彼はゴミや水たまりをまたいだりする。

 歩道の割れ目につまずくこともある」

* sometimes や once を使っています。

 

例 2)  読む

「…それから雑誌をパラパラと

 面白い記事を見つけるまでめくった」

* until を使っています。

 

こんなかんじです。

 

他にも「コーヒーを淹れる

「皿を洗う」「サラダを作る」や

車を発進させる」「ATM を使う

雷で電気が落ちたときの処理

ベビーシッターのやること

「誕生日のパーティーに行く」などもあります。

 

how to 本ではないので「こんなときどうする」ではなくて「何かをするときの動作を英語で表現」しています。

 

ということで、インター幼稚園の先生私の行動を表現して子ども達に聞かせていた、のと似ていると感じたのです。

 

「日用品の買い物」の英文引用

参考までに、「日用品買い物」の英文の一部分をあげます。

引用します。

 

 

Shopping for Groceries

…He goes through the canned goods aisle.

He checked the prices on two brands of canned peas…

and choose the cheaper one.

As he shops, he looks for specials.

…中略

…He tries a free sample of some pizza…

…and takes some frozen pizza from the frozen-food case.

Finally, he goes to the checkout counter.

 

English for Everyday Activities

A Picture Process Dictionary

by Lawrence J. Zwier

 

 

どうでしょう。彼の買い物の光景が浮かんできますね。

 

あの先生がこの光景を見たら、きっとこんなふうに言うのではないかな。( 目の前だったら進行形にして )

 

念のため、日本語訳です。

 

「彼は缶詰商品の列を通って

 豆缶の2ブランドの値段を確かめて

 安い方を選ぶ。

 買い物しながら特価コーナーを見る。

 ピザの試食をして、

 冷凍食品ケースから冷凍ピザを取る。

 最後に、お会計レジに行く」

 

言いそうでしょう?

 

発話のために英文を見るときのポイント

全ての英文にも通じることですが、参考にあげた「買い物プロセスの英文」では、次の点を注意して見るといいです。

 

英語で発話するときにあやふやになりがちな点です。

 

・主語と目的語

・ a や the 、some などの名詞の前につく語

・ Then,  and ,  finally, などの接続詞

 

* これについての詳細は別記事にあげたいと考えています。

 

カラーの可愛い挿絵つきです

 
全ての文に挿絵が付いています。

上でも書きましたが、取り上げられているのは「日常の活動」。

 

シリアルの準備、や、ネコの世話をするなどのプロセスが文となっているのですが、挿絵がとてもいいんです。

ネコちゃんもキュート。

ゴロゴロと足にまとわりつくときの顔、ヒラヒラした紐をバシッと掴むときの表情など、淡々としていて可愛い。

挿絵の方に単語の表記もあったり「かき回す」などには矢印があったり と、とにかく分かりやすいように描いてあります。

 

適当に描いているのではなくて、その動作をするときのリアルな目線で描かれています。

 

英語で説明する “cold cuts” とは?

ボキャブラリー欄の他に、 ” For Special Attention ” のコーナーがあります。

 

単語や語法の理解にとても役立ちます。

例えば

 Cold cuts are already cooked meats that you can eat cold in a sandwich.

 

Cold cuts とは調理された肉のことで、サンドイッチに入れてそのまま食べられる。」

 

こんなふうに、単語の意味が英語で記してあります。

これは英語学習者にとって大変嬉しいことですよね。単語だけでなく語法の説明もあります。

 

日本語を入れずに、英語のまま英単語を理解するなんて、かっこいいではありませんか!

 

機会があったらちょっとした読み物として、ぜひ見てみてください。面白いですよ。

 

物を説明する本の紹介と練習記事もあります。今回のきっかけになった記事もはりつけますのでお時間のあるときにどうぞご覧くださいな。

 

 

www.fiineytoeigo.com

 

 

www.fiineytoeigo.com

 

読んでくださってありがとうございます。

 それではまた See you!

 

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