Hi! How’re you doing? 絵本で英語のフィーニィです!
今日は ” Where’s Spot? ” を参考に be動詞を使って話していく様子を、少しご紹介します。
シンプルな英語絵本こそさまざまな角度からアプローチできますね!
うちではこれを「 be動詞の礎」として使っています。
“Where’s Spot?” はこんな本
日本語版「コロちゃん」シリーズ。
原作の子犬は「Spot 」です。お母さんは Sally
はっきりした絵とカラフルな色でフラップ付き。2歳くらいから楽しめます。
< 単語 >
家具、動物、色、場所を表す前置詞、など
< ストーリー >
食事の時間になっても姿が見えない「スポット」をお母さん犬のサリーが探す、というストーリー。
ドアの後ろ、階段の下、ピアノの中まで探すけれど、そこにいるのは違う動物たち。なかなか楽しいポージングをしていますよ。
子供はフラップをめくりたい一心。
一方わたしは、なんとしても be動詞の「彼は〇〇にいますか?」を定着させたい一心。さあ、どうなることやら…
この展開もスリリングです…
まずは子供が気のすむまで、フラップをめくり、ストーリーを追って読みます。動物や色について話し、知っている質問文を投げかけて話す。
この本は文字が大きいので、単語も読めるようになります。
歌でbe動詞のリズムを
歌を歌うのは、文のリズムを胸に刻むため。
うちではこの本に「Finger Song」をよく歌っています。
Mother finger, mother finger ,
Where are you?
Here I am. Here I am.
How do you do?
「Where are you?」の部分が、自然な調子なのが気に入っっているポイント。
短いので他に意識が散りにくいところもナイス!
where are you? からレベルアップ
さて、フラップめくりの気が済んだら、会話をしています。
代名詞によって be動詞が変わっていくことに慣れるのが狙い。
Where are you?
↓ ↓
Where is Spot?
Where is he?
Where is your sister?
必要に応じて説明を入れる。
複数も使っておくと後で役立ちますね。初期から使うほど慣れます。
Where are my socks?
核心の be動詞の疑問文
本文に be動詞を使った、次のような文が繰りかえされます。引用します。
Is he behind the door?
— “Where’s Spot? ” by Eric Hill より
かれはドアの後ろにいますか?
シンプルで言いやすい文です。
前置詞は ” in, under, behind ” が出てきますので、これらを使って実際の物で練習。
最初は、筆箱など身近なモノから、少しずつ広げます。
話す単語を広げていく
本と同じ単語から、だんだんと単語の範囲を広げていきます。
< 例>
Is he under the box?
Is Spot behind the TV?
スポットはテレビの後ろにいる?
Where is your brother?
君の弟はどこ?
Is he behind the Sofa?
ソファの後ろにいる?
Where’s my eraser?
わたしの消しゴムはどこ?
Is it on your head?
君の頭の上かな?
No!
ないよ!
やりすぎに注意しながら、おちゃめな場面も大切です。
瞬時にbe動詞を使って話すとかっこいい
「いる、ある」の意味でのbe動詞の疑問文。すっかり慣れたら本の読解力を見ることも兼ねて、こんなゲームもします。
瞬時にbe動詞を使って応えるゲーム。
Is the lion in the piano?
ライオンはピアノの中にいますか
No, he is under the stairs.
いいえ、階段の下にいます
代名詞と be動詞を揃えて即座に応えたら、素晴らしいですね!
Where’s the little yellow bird?
ちいさな黄色い鳥はどこにいますか
It is in the piano with a hippo.
ピアノの中に、カバと一緒にいます
小学低学年でこう言えたら花丸ですよね。私はそう思います。
質問ができたらスーパーですね。
Where are the penguins?
と、複数をもってきたりしたら、座布団一枚あげてもいい。
その前向きな気持ちに拍手を送ります。
それに
They are in the box.
と答えたら… 天才かもしれないです。
練習を重ねると子供たちも自分で考え、腑に落ちる時が来るようにみえます。
そうすると礎になります。
be動詞の「いる」の文で迷ったら「やったよね?Spotで」と言うだけでOK。
be動詞レベルアップ編: 会話に入る
レベルを上げてやりとりするのもかっこいいですね。
子供は「レベルを上げる」のが好きです。
< レスポンスを入れる>
Wow! わぁ
Wonderful! すごーい
Scary! こわーい
I like it. いいね
次は文でレスポンス!
A snake is in the clock.
That’s scary!
Penguins are in the box.
That’s noisy.
A monkey is swinging in the wardrobe.
おさるがタンスでぶらぶらしてるよ
That’s funny.
それは面白いね
レスポンスをするって、かっこいいですよね。
< 長い会話についていく >
次は学んだ文法を使って、会話の中に入っていく練習です。
ポイントはちょっとふざけてみること。
え?と思うことの方がよく聞きますし、気も楽です。
例 :
Where is sugar?
お砂糖はどこ?
Is it in the fridge?
冷蔵庫の中かな?
Yes!
はい
What? Sugar is in the fridge!? No way!
何だって? お砂糖が冷蔵庫の中? ありえない!
Why not?
どうして?
What about your sugar? Where is it?
あなたのお砂糖はどう? どこにある?
It’s in the shelf.
棚の中だよ
In my house, it’s next to the salt in the shelf.
うちは、棚の中の塩のとなりにある
実際は日本語もいろいろ入ってしまうのですが、英語も入れながらこんな話をすると、お家の様子がわかって楽しいです。
ちなみにうちのお砂糖は「冷蔵庫の中」にあります。
これに、時制を変えたり「理由」が入ってくるのが「中級」、上級には「もし〇〇に××がいたらどう思う?」などの表現を入れることができます。
難しくなっても基本は
Where is Spot?
Is he in the box?
He is in the basket.
立ち返れる場所 ( ? ) があるというのはいいですね。
今日は子供の英語絵本 ” Where’s Spot?” で be動詞で話す様子でした。
読んでくださってありがとうございました。
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それではまた! Bye for now.