こんにちは!ドイツ旅行、ミュンヘン観光の写真です。
市庁舎の展望台の様子や、市場、教会、そして美味しかった白ソーセージ。
外出自粛で淡々とした毎日を送っていますが、今日はミュンヘンの思い出です。気晴らしに見てくださったら嬉しいな。
行く前までは何のイメージもなかったミュンヘンですが、シックでかっこいい街でした。
ドイツの人は優しくて、どことなく日本人に通じるところがある。
時間や規則を守るのが得意なのだ。
ものすごくフレンドリー、というわけではないのだけれど、話すとちゃんと対応してくれる。
安心できて、頼れる感じのする街だった。
ミュンヘンに2泊しても時間が足りない
私達は、ANA を使って羽田からドイツ、ミュンヘン空港へ行きました。
そこから空港バスで、ミュンヘン駅まで20分。
着いたのはもう夜。
駅に近い Eden Hotel Wolf というホテルに滞在したので、荷物を置いたらまた駅に戻り、次の日に使える周遊きっぷ ( バイエルンチケット ) を買いました。
駅の案内センターの方は親切で観光客慣れしています。個人旅行では、観光案内所とか、駅の案内センターの方が優しいのはとても助かりますね。
駅でサンドイッチやフルーツを買って部屋に戻り
「ドイツはスムーズだね。明日から楽しみだね」と話しながら食べたのを覚えています。
( 次のノイシュヴァンシュタイン城ではスムーズどころか、あわてふためくことになるのですけれどね)
次の日はノイシュヴァンシュタイン城でほぼ1日を使い、
同じホテルに宿泊。
そして次の日お昼過ぎくらいには、電車でローテンブルクへ向かいます。
ということで、ミュンヘンには2泊したのに、街を観光できたのは2日目の午前中のみ。
ドイツは広い!
ミュンヘン新市庁舎の展望台はらくらく
街の中心である「マリエン広場」に新市庁舎があります。
仕掛け時計が有名な、ネオゴシック様式の建物。
ちょっとおどろおどろしいような気さえする、迫力のあるデザイン。ゴシック系の建物によく見られる、お約束の、人の顔の彫刻も、ちと怖い。
てっぺんにはこれでもか、というくらい盛った、葉のような飾り。
写真左側、時計塔のてっぺん付近が展望台。高いですけれどね、怖くないですよ。
マリエン橋と違って揺れないし( ! ) 、人もそんなに多くない。
展望台は有料ですが、エレベーターを乗り継いで行けるので楽。
建物の中も綺麗で見る価値があると思う。天井の梁がとても美しい。
この梁の色とカーブの雰囲気、イギリスのレイコック寺院で見た梁を思い出しました。
夏の観光シーズンで人はたくさんいるけれど、建物内が広いので、誰もいないところを撮ることができます。
トイレも清潔でした。何より、すれ違う人々の感じが良い。温かいというのか、のんびりしているというのか。
展望台からは、さきほどのマリエン広場も真下に見えます。地下鉄の入り口が広場内にあるのでアクセスも便利な場所です。
玉ねぎ頭が目印の、フラウエン教会は後期ゴシック様式。
ここには「悪魔の足跡」と伝わる跡がある。
帰りの、どこかの階の窓からの風景も、とってもかっこいい。
市庁舎なので、人が働いているオフィスも見える。
窓の、雨戸かな。鉄製で中世のお城の雰囲気。がっちり閉まりそう。
ミュンヘン観光の写真
新市庁舎の鐘楼の仕掛け時計は、11時、12時、17時21時に動く。
騎士の戦いの場面もあって、槍で刺されたりしていたなぁ。
仕掛け時計が動いている間は、広場のみなさんは上を向き「Oh~」とか「Wow」とか呟いています。
そんなに大きく動くわけではないのですが、登場人物が変わると、ついつい見入ってしまい、結局最後まで見てしまった。
とにかく、その時間を逃してはいけない、ということですぐ戻れるように、近くにある「フラウエン教会」に行きました。
教会に入ると「説明いたします」とご婦人が近づいて来て英語で説明してくれました。悪魔の足跡は、床にいきなりある。
美しいステンドグラスは、キリスト教の受難を説明した柄だという。
天井からのライトが、シンプルなのにとても素敵でした。
ドイツのパンは美味しいです! ( イギリスのパンも美味しかったけど )
サンドイッチを売るお店をよく見かけました。
中身を自分で選ぶことも、できているものを買うこともできる。
ホテルで教えてもらったドイツ語
「ナッツにアレルギーがあります。私は食べれません。これにナッツは入っていますか」が役立ちました。
道に沿って曲線に建てられている、印象的な建物。少し重めに見える色は、天気のせいだけではなくて、ペンキそのもののニュアンス。
ヨーロッパは「緑色」の種類が多いですね。色鉛筆もヨーロッパのものは断然みどり系が多い。
森が多いからなんだろうか…。
どこで撮ったのか忘れてしまいましたが、こんなものがありました。
左の列、真ん中のマークは「SAPPORO」とあります。サッポロ。
ビールの銘柄を集めたものかな。
” Partner という文字もありますねぇ。ミュンヘンの姉妹都市?
ありえるかもしれないですね。
ヴィクトアリエン市場に行く
ミュンヘン最大の青空市場、ヴィクアリエン市場。
食品や雑貨など、たくさんのお店が集まっている楽しい広場です。
外のテーブルでは、買ったものを食べることができる。チーズ、パン、ウインナー、はちみつなど、どれも美味しそう。
残念なことに雨が降ってきたので「ヴァイスヴルスト」というバイエルン地方の名物である白ウィンナーだけ食べた。
午前中だけ売っているとのことなので、朝にホテルでも食べたけれど、昼も絶対食べようと計画していたのです。
たまたまかもしれないけれど、譲り合いの雰囲気があって、のんびりしていたなぁ。
天気の良い日にお店を巡って、好きなときにちょっとずつ食べたりしたら、楽しいだろうな。
ラーツケラーのお肉は大きい
バイエルン地方の郷土料理が食べられる、というラーツケラーもご紹介します。
ドイツの観光本にも載っている、歴史あるお店なので、選ぶ方も多いかなと思います。
店内も広く、テーブルもゆったり、店員さんもとてもフレンドリー。
難点は、お肉が大きすぎること。
付け合わせのポテトは種類が選べますが、どれも大量。
味は、観光者向けというのかな。おおざっぱなかんじです。
写真は「シュバイネハクセ」という豚肉のスネ料理。名物料理ですが一人前と考えてはいけません。
他に、仔牛のシュニッツェルなど、人数分の皿を頼んでしまったので、本当に苦労しました。
シュニッツェルも、写真では小さくみえますが、相当大きいお肉です。
どれもひと皿のお肉が、日本の2~3人前くらいの量。おいしいどころではなくなってしまいました。
ホテルの朝食の白ソーセージ
ミュンヘンでは、ホテルの朝食が一番美味しかった( ;∀;)
バイエルン地方の名物「白ソーセージ」は鮮度が大切ということで、午前中に食べられることが多いそうです。
中がとても柔らかく、縦に切り込みを入れて開き、皮を剥がすようにして食べます。
他にも幾種類もあって、小さめなのが嬉しい。
パンの種類も豊富です。
プレッツェルは外はパリッと中はモチっとしています。
黒く丸いのは、プンパニッケル。ライ麦全粒粉でモチモチの食感。
チーズも豊富なので、夕食にしたいくらい。
ドイツは甘いパンも美味しいです。
さて、次はローテンブルクに向かいます!
ドイツの電車は綺麗で、時刻もわりと正確。
窓からの景色も最高で、快適でした。
途中、アメリカから来た、という二人組のおじさま方とお話しをしつつ、素敵な風景を楽しみました。
それではみなさん、また!
本文中に出てきたイギリスレイコックの記事はこちらです↓↓
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。