こんにちは。フィーニィです。
今回はイギリス旅行での大目玉、ハリーポッター・スタジオツアーです。
チケットの取り方や価格、ツアーにかかるおおよその時間などを追記しています。
セントパンクラスからの行き方も見やすく修正しました。
写真も増やしておりますので、ぜひご覧ください。
2019年 8月15日初投稿 →
2020年 4月14日 更新
ハリーポッターを巡るイギリス旅行の大目玉「スタジオツアー」
これまで、レイコックやオックスフォードで撮影地を回ってきました。
ハリーポッターの映画はイギリスの日常的な ( そして素敵な ) 風景を切り取って作られているのだなぁと感じていました。
スラグホーン先生のお家として撮影で使われた建物は、今もそこに建っているし、ハリーがダンブルドア校長と歩いた道は、今も住人たちが使っている道です。
美しい梁で支えられた回廊と、それが囲む緑の芝生は、ハリーたちがいなくても活き活きとして、訪れる者を歓迎してくれます。
柵も入場を規制する紐もなく、自然にそこにありました。
さて今回は、ずいぶんと趣きが違います。
イギリスの風景を、魔法の世界にしてしまうセットが詰まった場所!
日本からチケットを予約して、やる気まんまんで行きましたよ!
使われたセットや道具が展示され、撮影の様子も映像で見ることができます。
思った以上に堪能できました。
ハリーポッター・ツアーチケットの取り方と価格
ハリーポッター・スタジオツアー・チケットは日本から web サイトで取れます。
予約は必須。
チケット予約はこちらです。↓↓
Warner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potter | Official Site
右上の「BUY TICKET 」から進みます。
<入場価格>
大人 £ 47.00 ( 16才以上 )
子供 £ 38.00 ( 5~15才 )
0~4才は無料
ファミリーチケット £ 150.00
( 大人2人+子供2人 )
注意 :
現在、コロナウィルスのためクローズしています。
引き続き状況を監視して、詳しい情報はサイトにアップします、とのこと。
再開を願うばかりです。
予約が完了すると、予約番号やバーコードつきのメールがきます。
それを印刷して持参すれば、あとは受付で出すだけです!
セントパンクラスからハリーポッター・スタジオまでの行き方
セントパンクラス駅 (St Pancras ) 前
↓ 徒歩 10分
ユーストン駅 ( Euston )
↓ London Midland 急行で20分
ワトフォードジャンクション駅
( Watford Junction)
↓ 直通バス 15分
現地スタジオ Warner Bros Studio
* 直通バスは 20分おきに走っています。
私達が訪れたのは 2014年の夏ですが、今調べても同じ経路、同じ時間が表示されていますので、今のところ変わっていないようです。
( 上にリンクを貼ったホームページに、行き方のページもあります。
「 Getting here 」のところを開くと出てきます。)
急行電車は綺麗。田舎へ向かうのでガラガラ。
直通バスは20分おきに来ます。間違えようのないデザイン。(^^♪
往復で£2。
ハリーポッター・スタジオツアーの写真
室内広場の一角に受付があって、印刷しておいたメール( 予約確認書 )と本人証明 (パスポート) を見せてチケットを受け取る。
ここにはカフェもあります。
ツアーは時間が決まっているので、時間になったら 列になって、パネルで会社の説明やローリングさんの軌跡なども見る。
そしてハリーのお部屋 ” The Cupboard under the Stairs “
部屋を過ぎると空間が縦横に広がります。青いライトで陰影が増し、肌寒く感じるほど。
ホグワーツへの扉が静かに開くと、あとは自由行動。
彫刻のせいかもしれない。Oxford で見てきた大食堂とは違う。これはホグワーツ。
大きな空間にキャンドルが浮いていたり、リアルサイズの門も立っています。
テーブルにはお祝いのごちそうがあるし、横を見るとキャストのメーク用ドレッサーが展示されていたり。
もう、どこを見たらいいのやら…
ハリーポッターシリーズの映画撮影で使われた衣装、セットが数多く展示されています。
ガイドを借りると、それぞれの展示の説明が聞けます。主人によるととても詳しい説明だそうです。
古さもしっかり再現されて、リアルな造り。色が素敵です。
バタービールの樽が見えます。クィデッチで勝利したときのお祝いのシーンですね。
バタービールは、外で売っているので実際に飲めます。外には椅子もあって、座って休むこともできます。
ハリーのベッド
ダンブルドア校長の部屋。左中ほどに組分け帽子も。
「賢者の石」や「タイム・ターナー」、金のスニッチなどの展示。
これを持って演じていたんだなぁ、としみじみ。
「ダンブルドア軍団のサインだ!」と娘。
右端のロールです。ハリーが ( ラドクリフが ) 本当にサインしたのかな、としばし見入る。ハリーのホグワーツ入学許可証も見えました。
ロンの家、魔法薬の教室等
ロンの家は細かい家具なども置かれていて、映画でもう一度チェックしたくなります。一瞬しか映っていないのかもしれないけれど。
ソファのへたれ具合がいい。
階段のところでドアを開けてくれる婦人、もいます。
どういう仕掛けになっているのか、この地図は本当に動いていました。
誰が通っているのかが分かるものでしたよね?
こちらは魔法薬の教室。小瓶の数が多い!窯もいいですね。レイコック村には、これより大きな窯がありました。( 下に記事を貼ります )
炎に化けたシリウス・ブラツクが助言をくれた暖炉。
ニンバス 2001 や魔法の杖の写真
ニンバス2001ももちろん展示されています。見た目、他の箒と変わらないけれど…。
箒に乗って飛ぶシーンを撮影するための機器の展示もありました。
イスがついて座れるようになっていて、太い鋼が張ってあります。
スニッチも鉄のロープに組まれて、ときどき頭上をシュッと通る。
さまざまな技術を使って製作されているのが分かって面白い。
一つ一つが、綿密に作りこまれています。作図やデザイン画なども豊富で、驚くくらいの細かさであったり、スケールが大きかったり。
ピンクパープルの照明。綺麗でした。
規則を張り付けた壁。 かなり高かったです。
これは…悪い人たちの衣装ですね
ドビーもいました。こんな姿で可哀そうですけれど…
焼け焦げた家系図。映画のままの色あい。
大量の杖が天井まで積み上げられている部屋。Which is yours? 杖の箱がとても美しかった。この箱がひとつ、欲しかった…
あなたの杖はどれかな。
屋外にはバタービールも売っています
スタジオ内には屋外スペースもあります。青空が広がって気持ちいい。座れる椅子やベンチもあります。
バタービールとホットドッグで休憩しました。アルコールは入っていないので子供でもOK。
ホットドッグも具がたっぷりで美味しかった。
さまざまなドラマが展開された「ホグワーツの渡り廊下」もあります。室内の額では、ハリーたちが動いて走ってくる仕掛けがされていて面白い。
外の展示は本物。結構長いので子供達が走り回っていました。
他にハリーの生家、 Privet Drive 4番地の家、動くチェス盤 ( 駒もいくつか ) など盛りだくさん。サイドカー付きのバイクもあって、乗れます。
細長くなるバスもありました!
ダイアゴン横丁
店の中には入れませんが、建物の前面はしっかり造ってあります。一棟ごとに微妙に色が違って、ロンドンのどこかにこんな横丁があるような気がしてきます。
ロンの双子の兄、フレッドとジョージのお店がひときわ目だっていました。
魔法の杖のお店 Olivanders。中の電灯もいい
最後に巨大なホグワーツの模型がありました。模型だけでどれだけの汗を流したのだろう。
まとめ: イギリス旅行でハリーポッター・スタジオツアー
ロンドンのユーストンからスタジオまでの道のりは、シンプルで分かりやすいので、個人旅行でも安心です。
ユーストンでワトフォード行の電車に乗れば、あとはトントンと進みます。
ロンドンでは、電車のプリペイドカード「 Oyster Card 」というのを購入しました。
日本の SUICA や PASMO のようなもので、余ったら返金してくれます。
ロンドンの電車や地下鉄は清潔で、分かりやすい。時間もほぼ定刻で動いていましたので、計画通りに動けました。
ハリーポッター・スタジオのお土産コーナーも忘れてはいけませんね。
オックスフォードでも、ロンドンの駅でも、いろんなところにありましたが、ここは品揃えが豊富です。
広い売り場の壁面まで使って、いろいろなものがありました。スティッカーや文具、お菓子などの小さなものから、マフラーやガウンなどの大きなものまで。
お土産までゆっくり見て、入場からおおよそ 4時間半くらい。
かなりゆっくり見ました。
webサイトでは、平均の滞在時間は 3時間半くらい、とあります。
そうそう、忘れてはいけない百味ビーンズ。もちろん、たくさん買いました。
そしてクラスでさんざん楽しみました。
私は1度だけ、鼻くそ味に当たってしまいましたとさ。
Oh, my…
最後まで読んでくださってありがとうございます。
また行ける日を夢みています!
ロケ地であるレイコック村の記事と、オックスフォードの図書館の記事もあります。
またハリーポッターの本に出てくる文で「きらめく」に関するところを取り上げた記事もあります。
それではまた
See you soon!