親も楽しい。レイチャールズが音読する英語絵本の聴きどころ。Chicka Chicka Boom Boom

 Hi, there!! レイチャールズが音読を担当している絵本をご存じですか。

今日は ” Chicak Chicka Boom Boom ” の、親子で楽しめるポイントをご紹介します。

 

ココナッツの木の上で繰り広げられるドタバタが、レイチャールズ特有のリズムで読まれる楽しい本です。

作者は “Brown bear, Brown bear, what do you see? ” で有名な Bill Martin Jr 

さぁ、いきましょう!

 

 

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Chicka Chicka Boom Boom

 

 

 

 今日ご紹介するのは

Chicka Chicka Boom Boom

by Bill Martin Jr  

and Johne Archambault

illustrated by Lois Ehlert

 

 

ストーリーの概要

A が B に、B が C に言った

「やしの木のてっぺんで会おう!」

 

「いくぜ!」と D が E と F と G に言った

「やしの木のてっぺんまで競争だ。俺が勝つぜ!」

チカチカ ブーンブーン

そんなにスペースあるのかな? 

 

こんなふうに始まります。

H がきて、 I も J も、みんなが登ったら、だんだんとヤシの木がたわんできて…

Oh, No!

 

落っこちて終わり、ではありません。満身創痍のアルファベットたちが、またそこから頑張ります。

 

太陽が沈み、一日が終わった…と思いきや

また怪しげな 

Chicka Chicka Boom Boom! という音 。

 

ああ、ヤシの木に、またいたずらっ子がやってきましたよ。

 

 

お子さんが楽しめるポイント

 

お子さんには  CD tr. 4 の子供たちによる音楽つきの音読がお勧め。

男の子と女の子がノリノリで読んでいます。

 

お腹の底から発声される ” Chicka Chicka  Boom Boom! “から、本気で楽しんでいる様子が伝わってきて、つい一緒に叫んでみたくなりますよ。

  

また、” L M N O P ” や ” T U V ” の切れ目がちょうどいいので、聞いておく良い機会になります。

 

とにかくノリのいい音楽で、

小学生、中学生にも「かわいい!」と好評でした。

 

曲の最後には笑い声や拍手が聞こえてきて、幸せな気分になれるのもいいところ。

 

本では、アルファベットや読める文を拾っていくことができます。

難易度は高めですが、文量が少ないので、初級者でも見つけやすいと思います。

 

親も楽しいレイチャールズの音読

 

レイチャールズの音読に、もしもお子さんがそれほど興味を持たなくても、お母さん、お父さんが楽しめます。

いや、楽しんでください!

 

I や y の音に少し特徴があって、ンチャ、ンチャというリズムを感じます。

心地よくなるような,温かい音読です。

 

Will there be enough room? や

Look who’s coming? の自然な言い方もいいですが、私のお勧めはここです。

引用いたします。

 

 

—  Everybody running to the coconut tree.

Mamas and papas

and uncles and aunts,

hug their little dears,

then dust their pants.

 

–”  Chicka Chicka Boom Boom

 by Bill Martin Jr より

 

みんなヤシの木に駆け寄ってきたよ

ママもパパもおじさんもおばさんも

可愛いおチビさんたちを抱きしめて

ズボンのほこりをはらってやった

訳 fiiney

 

レイチャールズがこんなセリフを読んでいるのを聞けるなんて嬉しいですよね。

Mamas and Papas~と語尾を上げていくリズムがとても好きです。

 

また、CD付き絵本におなじみの「この音が聞こえたらページをめくってね」の音、ありますよね。

 

これが「ボォ~ン」という、太鼓の音なのです。

 

細かいところですが面白くて笑えます。

 

 

 

 

CDには歌も入っていて、John Archambault さんが、はっきりした発音で歌っています。「ヤシの木」のお話しにぴったりな、耳に残るリズムです。

 

Will there be enough room? は

「十分な場所があるかな?」という意味。

 

他にもこの本ならでは言い回しがありますが、長くなるので今日はこの辺で。

読んでくださってありがとうございました。

 

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ドイツ旅行で同じ使い方をした言葉をかけられたことがあって、記事の中で文を紹介しています。

お時間があったらぜひ覗いてみてください。

 

www.fiineytoeigo.com

  

それではまた。

Bye for now!

 

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