こんにちは。
中学2年用の英語で完璧にしておきたいのは、be動詞と一般動詞の使い分け。
分かっているようで、実は一番ひっかかるところでもあります。
難しめの文でも、be動詞、一般動詞がしっかり使い分けできるように練習しましょう!
学校英語に寄せた例文を載せています。
私が子供たちに出しているプリントからの抜粋です。
be動詞と一般動詞の使い分け
まずは力試し。これがサラサラとできたら、1年の復習がよくできている証拠ですよ!
次の文を疑問文にしてください。
(「私は~」「私の~」は、「あなたは」「あなたの~」にしてください。)
1) I was busy with my homework yesterday.
2) Ken took many picutures in Kyoto.
3) Your homework is difficult.
4) Sakura and Yuki are my new classmates.
5) Mary comes to school early in the morning.
6) I often go fishing with my father.
答えと考え方の解説
「be動詞と一般動詞の疑問文の作り方」の問題ですね。
< be動詞の文か、一般動詞の文か>
英文が見えているのであれば、見分け方は簡単です。
be動詞が使われているなら be動詞の文
be動詞以外の動詞が使われているなら、 一般動詞の文。
答え
1. Were you busy with your homework yesterday?
「あなたは昨日、宿題で忙しかったですか」
* be動詞の文。 主語が you に変わるなら、be動詞も were に変える。でしたね。
2. Did Ken take many pictures in Kyoto?
* 一般動詞の文。 took は take に戻します。過去形の2度使いはしませんよ。
3. Is your homework difficult?
「あなたの宿題は難しいですか」
* 主語は your homework 。 be動詞の文。
4. Are Sakura and Yuki your new classmates?
「さくらとユキはあなたの新しいクラスメートですか」
* my は your に変えましたか? 「=」の意味の be動詞で繋げています
5. Does Mary come to school early in the morning?
「メアリーは朝早く学校に来ますか」
* 一般動詞、三単現の疑問文ですね。 Does にしましたか。 comes は come に戻しましたか?
6. Do you often go fishing with your father?
「あなたはよくお父さんと釣りに行きますか
* 「釣りに行く」の go fishing につられて、進行形だと早とちりしませんでしたか?
しなかったら素晴らしい!
be動詞の文か一般動詞の文か見きわめる
問題をときながら考えてみましょう。
次の文を英語にすると be 動詞の文ですか、一般動詞の文ですか。
また、文の動詞は何ですか?
1. その美術館は訪れませんでした
2. 週末に一緒にピクニックしようよ
3. ケンは昨日の午後暇でした
4. 私は木曜日は5時間授業があります
5. トムには二人の姉がいます
6. あなたは図書館にいましたか
7. 公園の木々は高く美しかった
8. 彼はいつも遅れてきます
解説: 英語にした時の動詞を見つける
これらの問題も、最初に be 動詞と一般動詞の区別をします。
では、答えです。
1. その美術館は訪れませんでした
一般動詞の文 動詞は visit
* 否定文ですけれど、動詞は visit です。
I didn’t visit the museum.
2. 週末に一緒にピクニックしようよ
一般動詞の文 動詞は have
* 「ピクニックをする」は have a picnic
Let’s have a picnic this weekend.
3. ケンは昨日の午後暇でした
be動詞の文 動詞は was
*主語と状態を表す形容詞をbe動詞 ( = ) で結ぶ文。
Ken was free yesterday afternoon.
4. 私は木曜日は5時間授業があります
一般動詞の文 動詞は have
* この「ある」は「授業を5つ持っている」と考えるのでしたね。
We have five classes on Thursday.
5. トムには二人の姉がいます
一般動詞の文 動詞は has
* 兄妹が「いる」も「have 」でしたね。 ちなみに「黒い目をしている」も have。
have の基本の意味「持っている」 英語では兄妹は「持っている」のです。
Tom has two sisters.
6. あなたは図書館にいましたか
be動詞の文 動詞は were
これは存在の 「いる」で be動詞。
Were you in the library?
7. 公園の木々は高く美しかった
be動詞の文 動詞は were
* 主語は「公園の木々」まで。 木々が=美しかった
The trees in the park were beautiful.
8. 彼はいつも遅れてきます
一般動詞の文 動詞は comes
* 遅れてくる ” come late “ 三単現にも気をつけよう
He always comes late.
be動詞、一般動詞とは何?
be動詞、一般動詞は「動詞の種類」です。
be 動詞 ( am , is, are )
意味は「存在・いる」と「イコール (=)」
<「存在・いる」の例 >
The fish is in the water.
( 魚が水の中にいる )
Were you in the park?
( 公園にいたの? )
< 「=」の例 >
I am a big fan of Giants.
( 私は=ジャイアンツの大ファンです )
Dinner is almost ready.
( 夕食は=ほとんど準備できています )
This is my dog, Pochi.
( これ=私の犬のポチです )
このとき、=の後の単語は名詞か形容詞。
〇〇は=△△ ( 名詞) だ
〇〇は=□□ ( 形容詞) な状態だ
使い分けはこちらの記事にもあります↓↓
一般動詞 とは be動詞以外の動詞
play, study, go, have, visit, come,… など、たくさん知っていますね。
動きのない動詞もあります。
like, love, feel, have, want, need, など。
それぞれに過去形もありましたね。過去形の記事もあります↓↓
英語で重要なのは動詞
be動詞、一般動詞、どうしてこんなに繰り返し練習するのかというと、それは
英語の文で一番大事なのが「動詞」だからです。
英語の文には( 原則的に ) 必ず1つ動詞があります。be動詞か、一般動詞か、どちらかひとつ。
そして「主語」と「動詞」を見つけることで文の大まかな意味が分かります。
文を作るときにも「主語」と「動詞」を入れることが大切です。
さあ今から、英文を見たら動詞を見つけてください。
be動詞の文か、一般動詞の文かを区別しましょう。
教科書のどのページでもいい。 be動詞の文を探してみましょう。
否定文だったり、疑問文だったりするでしょうね。主語が長いのもあるでしょう。
分厚い教科書の中で一回しか出てこない一般動詞もあるでしょうね。違う角度から見ると、同じ文も新しく見えるかもしれません。
(疑問詞のついた文、助動詞や進行形の文も、順次取り上げます)
be動詞、一般動詞の 否定文と疑問文
今一度、復習しておきましょう。
自分で整理して、例のような文を自在に使えるようになるのが目標ですよ。
<be動詞の否定文>
be動詞に not をつける
am → am not
is → isn’t
are → aren’t
( am , is の過去形 ) was → wasn’t
( are の過去形 ) were → weren’t
例)
I’m not good at baseball.
( 野球は得意じゃないんです )
< be動詞の疑問文 >
be動詞を文頭に
例)
Is this Indian curry?
( これはインドのカレー?)
< 一般動詞の否定文 >
動詞の前に、don’t , doesn’t, didn’t をつける。使い分けは主語、時制による。
主語が
I , you, 複数 → don’t
I でもyou でもない、誰か1人
→ doesn’t
過去の話 → didn’t
例)
Polar bears don’t live in farms.
シロクマは農場には住んでいません
A tiger doesn’t leve in farm.
トラは農場には住んでいません
* 上は「シロクマ」を複数でとらえているので don’t
下「トラ」を一匹としてとらえているので doesn’t
< 一般動詞の疑問文 >
文頭に、do, does, did をつける。使い分けは主語、時制による。
主語が
I , you, 複数 → Do
I でも you でもない誰か1人/ ひとつ
→ Does
過去の話 → Did
例)
Does each color have a meanig?
それぞれの色には意味があるのですか
まとめ
今まで書いてきたように、英文は主語と動詞が大事。
読むときも、言うときも「主語」と「動詞」に注意しましょう。
そして、この機会にしておきたいのは、自分の弱点を整理すること。
分かっているのに英作文しようとすると迷う。
そこから抜けるには、自分で弱点を見つけ、整理し直すといいです。
並びが分からないのか
単語が分からないのか
be動詞と一般動詞の区別が不安定なのか
あなたの分からないところはどこだろう。
動詞はかたまりで覚えて使うものもたくさんありますね。
「英語のかたまり練習」の記事があります。学校で使える「かたまり」もたくさん載せていますので、ぜひご覧ください。↓↓
弱点を見つけたら、あなたはきっと英語が得意になります。
そこを重点的に練習して克服できるから。
最後まで読んで下さってありがとうございます。
疑問詞の基礎から応用の記事もあります↓↓
それではまた。