こんにちは。フィーニィです。
コッツウォルズの次は大学の街、オックスフォード。
Oxford では、ハリー・ポッターの映画のロケ地であるボドリアン図書館とクライストチャーチをメインに街を楽しみました。
途中に寄った Bourton on the water からは車で1時間と少し。
同じイギリスでもコッツウォルズとは全く違う、都会の雰囲気。
ついさっきまでの静かな庭園や小川の風景が、チャンネルを切り替えたかのように消えて、人や車両が行き交う通りにドンと建つゴシック様式のホテル。
ヨーロッパらしい建築に胸が高鳴ります。]
絵にかいたような白髪のレセプショニストが静かな笑顔で迎えてくれる。
バゲージカウンターの係員さんも笑顔で対応してくれて、その温かい雰囲気が嬉しかった。
レンタカーを返し、チェックインして部屋で休憩しながらコインを再確認。
歩いている道々、素敵なお店をたくさん見かけましたからね。
特に大学のフラッグショップには、ショーウインドーからハリポタグッズが見えてワクワクしました。
ロンドンでもハリポタグッズはたくさんあったのですが、同じものならこのFLAGGS が安かったです。
ボドレニアン図書館の中に入るにはツアーに参加することが必須です。
当時( 2014年) は現地で予約ができたので、夕方に散歩がてら場所を確認。
「朝一番で来てください。9時半ね。そしたらどの時間でも予約ができます。とってもたくさん人が来ますよ。でも朝に来たら選べるわ。大丈夫」と受付係。
ツアーは1時間半に一回くらいやってるとのこと。
いくつものカレッジの紋章がはめ込まれている “Great Gate ” 。貫禄ある色味が素敵。
四方が建物に囲まれた ” Old Schools Quadrangle ” というスペースは、展示室やショップにも通じていて、その看板さえ写真に収めたくなるかっこよさ。
さて次の朝、ツアー申込に。
クライスト・チャーチを先に見学することにして、11時半からのツアーにいました。
朝食は、近くのスーパー Sainsbury’s でサンドイッチを買ってホテルの部屋で。セルフレジで、スープや焼き立てパンなどもあって便利です。
Chirst Church は大きな建物です。
まずこの階段。ハリー達がホグワーツに初めて着いたシーン。マクゴガナル先生が上段に立って、これから組み分け帽子で寮を決めると告げる場所です。
みんなこぞって写真をパチリ。
そして中に入ると、大食堂
今現在も使われているので、ちゃんとお皿などがセットされている。部屋の奥にはハリポタの映画と同じく、教授用であろう一段上がった席もあった。
壁には古い肖像画があって、何からなにまでハリーポッターの世界。というより、こちらが本物ね。
青いナプキンのテーブルもある。たまたま?上級生用?成績優秀者用?などと勝手に想像する。
掲示物でさえも、色と形のバランスが素敵。いったいどれだけの学生が、ここに座ったんだろう。
観光者も座ったね。ええ、もちろん。私も座りましたとも。
大聖堂のステンドグラスも美しく、柱や壁の装飾も贅沢に手が込んでいる。
そして、ボドリアン図書館のツアーが始まります。
私たちが一番見たい書架の並んだあの部屋は、本を守るためと学生たちが使用しているので撮影禁止です、とのこと。
どうやら英語圏の人ばかりのようで、すごいスピードで話すガイドさん。
でもそんなの関係ないさ!
通された The Divinity School も撮影で使われた場所です。
19世紀まで、神学の口述試験が行われていたそうです。
「生徒がここで、professor と討論するのです」とガイドさん。
もらったツアー案内にもそうあります。
ハリーポッターの映画では、生徒達が両側に座って、ダンスの練習をするシーンで使われたそうです。
窓が高くて明るく、天井の梁が綺麗です。
それからガイドさんについてみんなで移動。階段や廊下で止まりながら、図書館の歴史を説明してくれました。
最初は本が4冊だった、とか。たくさんの協力があってここまでなった。もし皆さんも寄付をしてくれたら、名前が刻まれます、とかなんとか。
そういうとこは、ゆっくりめで、何度か繰り返されます
。
最初の方は頑張って耳を開いていたけれど、だんだんスルーしてしまう…哀しいけど…
建物のこと、はめこまれている硝子のこと、外にみえる他の図書館のことなど、楽しそうに話していました。
大本命の書架の前では、
「みなさんがこっちをみたいのは、よく分かるんですけど、ちょっと後ろの窓を見てください、あれは~~」なんて引っ張ったりして、なかなかユーモアのある人です。
そして、唇に人差し指を当て、しーっ、のポーズとともに書架の入り口を横切りました。
天井まで届くどっしりとした書架。
ハーマオイニーが夜中に何か思いついて、ランタンを手にハリーと調べものに来るところです。
棚の間の通路が狭く、部屋の奥まで続いている様は圧巻でした。
深い書架の森、というかんじ。
友達に「図書室にいるから、あとで来て」なんて言われても、どこよ?!ってなるでしょうね。音はいっさい聞こえませんでした。
最後は、Convention House 。
17世紀から300年ものあいだ、集会や博士号授与式の場として使われている、そうです。
とても素敵な部屋なので、案内文を引用します
” Convocation House ( ground floor)
This is a perfectly preserved example of a 17th century ‘ Parliament House’ used for 300 years as a meeting place for Convocation and Congregation, and for conferring degrees, still used today by the University.”
by ” The Bodoleian Library UNIVERSITY OF OXFORD , information for visitors”
椅子がつるっつるで、ここの天井の梁も、誰もが見上げるほど立派。
300年間も使われている部屋など、見る機会はそうないので、参加してよかった。1回の人数が限られているので、ゆっくりできます。
お昼は、イギリスらしく、Fish and chips を、St Aldates Tavern で。
アリス・ショップの近くのお店で、トイレも綺麗だし店員さんも優しい。
何より、とても美味しかった!
緑色の豆マッシュが、見た目よりずっと美味しい。
店の外観もおしゃれです。
うちは ( 主人は ) 外国の街に行くと、高い塔に上るのがおきまり。
ということでオックスフォードでは、St Mary Church の上に登って市街を見渡しました。
ドラマ SHERLOCK の雰囲気。
青い空と白い雲の下、現代風の建物は見えない。
む一番古いマートン・カレッジは13世紀から続くという。他国のことながら、この歴史的な街を長く後世につないでほしいな、と思う。
どこからでも絵になる素敵な Oxford 、もっと長く滞在したかった。
街のハイストリートでは音楽も流れて、たくさんの人が行き交っていました。
たった1日だったけれど、訪ねることができて良かった。
最後に、Oxford で泊まったホテルの紹介。
MACDONALD RANDOLPH HOTEL は、由緒あるホテルで、あのマイケル・ジャクソンも宿泊したとか。
Christ Church や、Bodleian Library などのカレッジに歩いていける近さ。
ロンドンへの長距離バスのターミナルにも歩けます。とても便利な立地です。
バスルームも清潔でした。
ここもアメニティは MOLTON BROWN。
魅力的な街、オックスフォード。いつかまた行きたい。
ホテルに預けておいた荷物を受け取り、次はバスでロンドンに向かいます。
最後までおつきあいくださってありがとうございました。
ではまた!
ロケ地のレイコック村や、ハリポタスタジオツアーの記事もあります。