Hi! Long time no see. How have you been?
シンガポール旅行に行ってきました!
綺麗で治安もよく、交通の便もいいので、昼も夜も楽しめる街。
いくつもの文化が集まり混じり合っている中を歩くのは、それだけで楽しいものですが、街で出会った人達が「日本が好き」と言ってくれたのも嬉しいことでした。
今回はシンガポールで訪れた街の様子と写真、コミュニケーションも楽しめる GRAB の体験を併せて書きます。
*2019年9月に書いた記事を訂正しました。
( 食べ物、ホテル、夜のショーは別の記事分けています )
マリーナ・ベイ・サンズ 展望デッキ
マリーナ・ベイの中心にある「マリーナ・ベイ・サンズ」の展望デッキは、宿泊者以外でも入場できます。
地下一階でチケットを買って、エレベーターで直通。
天気が良ければもっときれいでしょう。インドネシアで大きな火事があって、すすがかっているとのこと。
貝のような建物がガーデンズ・バイ・ザ・ベイのフラワードーム。
「クラウド・ウォーク」という山の周りの空中を歩くこともできる。
この緑の山も、夜にライトアップされる「スーパー・ツリーグローブ」にしろ、とても高い。
植物自体はそれほど珍しいものではないけれど、建築ものが高くて、圧倒されてしまう。
ベイといえば、マーライオンもね。こちらは初代の方、小さくてかわいい。
後ろに写っている白い頭が、新しいマーライオン。そちらはすごい人だかり。
アラブストリートとチャイナタウン
イスラム文化のアラブストリートは、マリーナ・ベイとは打って変わった雰囲気。
都会的なオフィスビルの間を歩いていくと、信号の向こうは違う世界です。
プラナカン風の建物の間に「mediterranean ( 地中海) 」の文字が見えたり、中華系の店があったり。
かと思えばポップなウォールアートが広がったり。
混沌とした表情で面白い。
無料でモスクを見学することもできます。服装チェックのおじさんが入口に。
OKが出てそのまま入るも、はおりものを着ている人を見るとなかなか素敵。
頼んだら貸してくれました。
OK. I know. You’d like to take pictures with the coat, right?
( ええ、どうぞ。このコートを着て写真を撮りたいんでしょう? )
よく言われるのでしょうね
モスクのお祈りする場所には入れないので、みんな窓に張り付いて写真をとります。
アラブストリートには絨毯やランプのお店があって幻想的。アラジンの雰囲気です。
一階が商店で二階が洋風のプラナカン様式の建物は、シンガポールの随所で見られますが、これが一番綺麗だった。
チャイナタウンにヒンドゥー教寺院
ヒンドゥー教寺院のスリ・マリアマンは観光者も入れますが、多くの信者さん方がお祈りをしている本物の寺院。
入口には、夏休みの市営プールの玄関なみに、脱がれたサンダルが広がっている。
信者さんにとっては日常。こちらは見学させていただく者なので、ちゃんと下駄箱に靴を入れる。
火を焚いて祈祷をしている横では太鼓が鳴り響き、その音調や服装などがとても美しかった。
チャイナタウンのティアン・ホッケン寺院は、シンガポール最古の中国寺院。
航海の無事を祈祷して建立されたもので、当時は寺院の前まで海だったそう。
きらびやかな寺院でした。
ぜひ訪れてほしい「シンガポール国立博物館」
白いクラシックな建物が素敵なシンガポール国立博物館。
14世紀から現代までを遡るさまざまな展示で、シンガポールの歴史を知ることができます。
無料の日本語ガイドツアーがあったので、そこで聞いたことを少し書きます。
シンガポールは、交通の要衝として700年前から遡れますが、その記載はサンスクリット語でまだ未解明。
大航海時代にイギリスの植民地となります。
関税無しの自由貿易港で、様々な国から船が集まり、鈴の加工などで仕事も増え、移民も多くなります。
出稼ぎの人たちの中には教育を大事にし、成功する人たちも出ました。
1937年に日本は中国に進出、マレー半島に進み、1942年、シンガポールを占領します。この辺の説明は聞いていて胸が痛みました。
写真は日本占領下で使用されていた学校の教科書。
戦後シンガポールはマレーシアの一部として独立し、後に分離するのですが、初代首相、リー・クアンユーさんを先頭に目覚ましい発展を遂げます。
その際に目指す形のひとつとなったのが、同じアジアで資源が乏しいのに発展した日本だったそうです。
いまではGDP も日本を追い抜き、為替取引はアジア最大。コンテナ量は世界二位。( 一位は上海 )
実際、シンガポールの港にはたくさんの船が泊まっているのですが、あれは港に入る順番待ちをしているそうです!
あまり知らなかったシンガポール。辛い植民地時代を経て、異なる民族を受け入れ、混ざり合いながら新しい文化や発展を遂げている国。
しなやかで強い国だと感じます。
様々な人種の運転手さんとお話しできるGRABは超楽しい
GRAB は、シンガポール発祥の配車システム。
初めて使ってみましたが便利で安全、タクシーより断然安いです。
簡単に説明すると、使う側はスマホで
1) ピックアップしてほしい場所と行先を入力する
2) 来てくれる車の候補が出るので、選ぶ。
(顔写真と車のナンバーが表示され、地図に車がどの辺を走っているか出ます)
3) 車が来たら、手を振って知らせる!
4) 降りたら、あとで評価をつける
支払いは登録したクレジットカードから。
金額も表示されるのでぼったくりの心配もない。予定路も地図に出るので、変な道を走られる心配もない。
Awesome!!
中国系、マレー人、シンガポーリアン、といろいろな運転手さんに当たりましたが、日本が好きだ、と言ってくださる方も多かった。
日本に何回も行ったことがある、という方もいました。
「ユイノゥ、に行ったよ」と言うので、車内は大盛り上がりで「ユイノゥ」探し。
日本に「ユイノゥ」なんて場所あったっけ?
「ユイノゥだよ、ユイノゥ。We saw flowers. The cherry blossoms was beautiful.」
ん?
さくら? ユイノウ… もしかして!!
上野!? UENO! 花見!?
「ハナ~ミ!」
YEAH !!!
ということで「ユイノウ」は「上野」でした。
マレーから来た女性ドライバーさんは、カレーのお店のことを教えてくれました。
店員さんでもホテルマンでもなく、地元の人とお話しできるのは楽しいですね。
ラッフルズホテル
村上龍の小説で有名な「ラッフルズホテル」見学に行ってきました。
亜熱帯で見られるような巨大な葉が生い茂る植栽で、私にとってのシンガポールのイメージそのもの。
こんな暑い国に建っているのに、触ったらひんやりしそうな白い壁。
群青色の夜空に威厳を放っていた。
ホテルの敷地は広くて、中庭は暗めのライトでカッコいい。裏のショップで「カヤジャム」などを買いました。
おまけにセントーサ島のマリーナ
セントーサ島で、こんな素敵な夕日に出合いました。
たくさんのボートが係留されて、マリーナベイとは違った、ゆっくりとした時間が流れていました。
夜景が美しい「ライトショー」は別の記事にまとめたいと思っています。
国立博物館のところで書いた、荷下ろし待ちのために停泊している船たちが写った写真がありました。
シンガポールらしい風景です。
ここはチリクラブを食べた、海沿いの素敵なレストラン。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
海辺のレストランで食べたチリクラブはこちらの記事に↓↓
カヤトーストを作ってみた記事もあります。
それではまた!
See you!