Hello! 昨夜のドラマ「上海の芥川龍之介」を見て「ルールー」に涙したフィーニィです。
そうだわ、私も上海に行ったんだ、と写真を載せることにしました。重要文化保護財である「豫園」と、オールド上海の雰囲気を残す、蟹料理の有名店「成隆行蟹王府」です。
豫園が建てられたのは1559年。ドラマの中で芥川龍之介が取材に訪れる政治家や思想家たちの居に造りが似ているのです。
「ストレンジャー上海の芥川龍之介」ご覧になりましたか
先週たまたま告知を見て興味をもったので、上海の歴史、特に外灘が発展したあたりの本をいくつか見繕って借りてきていた。
綺麗でおしゃれなイメージを持っていた上海だけど、本を読んでこの街の歩んだ歴史をほんの少し知りました。ドラマではセリフの中に芥川龍之介の書いた言葉が使われていて、彼の見た上海を、事実の部分は忠実に再現しているのだなと思う。
どこの場所であっても、政治が激しく変わろうとする時代に生きるのは大変なことなのだろうな。まして、外国の大きな力と共存しながら、衛生や道徳まで手が回らない時代であればなおさらのこと。
人々は懸命にしたたかに生きていた。政治や学問や経済、なにもかもが混沌としている世の中そのものを変えようとする者たちと、「今の自分」を変えようと一歩を踏み出す個人と ( ああ、ルールー ) 、抱える問題は違えど、志は同じなんだろうな。
芥川が船で降り立った、外灘の記事はこちらです↓↓
成隆行蟹王府の蟹コース
お店の名前の読み方は「チョンロンハンシエワンフー」。場所は大丸百貨店のある南京路から一本入った、九江路。近くは繁華街で明るいけれど、店のあたりは夜は暗いです。
外観は石と木の具合がとてもシック。
ここは蟹コースが有名で美味しかった。しかし量が多いので、スープ飲みほしていくと、あとで後悔します…
これが、おいしいのだけど、お腹にたまるスープ。
スープだと思って油断してはいけない。かなり、アンが効いてます。
次から次へと蟹の料理が運ばれてきます。
麻婆豆腐のような一皿も、とってもおいしいけれどお腹で膨れるタイプ。
もうお腹いっぱいだよね、というタイミングで ( やっと )上海ガニの登場。お店の人が、この細い脚を一本ずつさばいてくれる
こんなかわいいのが出てきて嬉しい。柔らかくて皮も中身も美味しい。
お次は蟹が入った麺。一番好きな味でした。お腹はいっぱいだけどね。
お腹を動かさないと!ということで、店内を眺めてみる。二階の席は個室で、ほぼ満室。
( 2018年1月27日 ) 予約がお勧めです。
一階にステージがあって、弦楽器の演奏をしている。明清調の雰囲気が面白い。
こんな綺麗なお漬物がでてきて、もちろんご飯です。さっき麺も食べたけどね。
味に変化があって、このご飯も美味しかった。これで終わったかと思ったけれど…
絶体に順番、間違えたよね? と思うような、野菜の炒めものに蟹あんがかかった料理が出てきました。
たとえあんかけでも、汁系はもう無理だよね!とブツブツいいながら食べる。
塩味がすごく美味しい。
そして、デザートもでてきましたが、写真を撮る気力も残っていませんでした。何だったかも覚えてない…
もし、行く予定のある方がいらしたら。最初のスープを全部飲んではいけない!セーブしながら食べましょう!あとから、汁物、あんかけ、続きます!
それでも、とっても美味しかった。蟹味噌は濃くて美味です。
次は「豫園」です。
江南様式の名園「豫園」
1559年、上海出身の四川長官、潘允端が父親のために築いた庭園である「豫園」。
入口がくり抜いた円だったり、塀が直線でなかったり。壁の上に竜がいたり。
せり上がった屋根、石の土台、凝った欄干。
大きな敷地にたくさんの建物が迷路のように広がっている。面白い。
書をする部屋。
ドラマ「ストレンジャー上海の芥川龍之介」で取材に行く政治家や思想家たちの住まいに似ている。確かに、寒そう。というか寒かった。( 冬ですから )
「4本爪の龍」は、皇帝の象徴である5本爪の龍と区別するために、爪が4本なのだそう。
「月亮門」回廊の途中を仕切る門。円形なので奥行きがよけい深く感じる。
夜は金ピカ「豫園商城」
庭園に隣接している、土産物や飲食店が並ぶエリア。「豫園商城」
夜は金色にライトアップされています。
少し金ぴかすぎやしませんか、というくらい輝いている。
お店に売っている品々も、ドラマの小道具のようで面白い。「そろばん」に見えるものも。
右手前の白い壁が、小籠包が美味しいお店。
もちもちで美味しかった。
読んでくださってありがとうございます
もうすぐ 2019年が終わりますね。今年は「ブログを始める」という新しいチャレンジをした年でした。パソコンさえ詳しくないのによくやった。
これはひとえに、「初心者にもわかるブログ開設の方法」を書いてくださっている方々のおかげ。
そして、さまざまな「これどうしょう~。もうダメかも」という困難を乗り越えられるような「初心者向け、こんなときにはこうしたらいいよ」という記事を書いてくださっている方々のおかげ。
ネットの世界ってすごいですね!おばちゃん感動しています。
来年もみなさんにとって素晴らしい年でありますように。
それではみなさま、また来年!
See you soon!!