こんにちは。良いお天気ですね。ちょうど今頃は、マサキの強めの剪定ができる時期ですね。
今年も少し太めの枝を切ったので写真を載せます。マサキは3月くらいに太い枝の剪定ができます。直径1センチを超すような、茶色くなった枝です。
スカスカの枝に葉が茂ってきた様子や、地面近くで見つけた新芽もご紹介します。
この記事は 2022年3月6日に書いたものです。そこから約1ヶ月たった3月31日の様子も最後に加えました。
* このマサキは地際から太い幹に分かれて育っている株。どれも下葉が落ちてスカスカだったのを、強剪定をしたところや、下から葉が出てくる様子を記事にしています。
1本の幹は2年前に地面から30センチほどのところで強剪定。
もう1本を昨年4分の3まで詰め、
左端の1本は上を強めに剪定しています。
マサキ、やや太い枝を切りました
今年切ったのは、くの字に曲がっていたスカスカの幹。昨年 4分の3の高さまで切り詰めたときに、切る箇所の目安にした枝です。
画面中央の右下に見える切り口が、昨年切ったところ。葉がない状態でした。
画面斜めにのびている枝が見えると思いますが、昨年はこの枝しかなかったので、これを残して切りました。
今年はたくさん葉がついてきたので、このビヨンと伸びた枝を切りました!
枝が出ているすれすれで切ろうとのこぎりを構えたけれど、小さな芽らしきものを見つけたので、残して切ってみました。どうなるかな。
この写真の下の部分も葉が茂っているのが見えますが、ここは2年前に強剪定した箇所です。その時には葉もなく、ただの切り口でしたが、今は切り口が見えないまで茂ってきました。
強剪定したときの記事はこちら↓↓
下から葉がでてきたマサキ
このマサキは地際から枝分かれしていて、強剪定した以外の枝もスカスカなのです。
一気に切り戻すとなかなか葉が戻らないので、一本を強く切り戻し、他の幹は上だけを強めに切ってきました。
その、スカスカだった幹の下の方から芽や葉が出ているのを見つけました。
太い、ただの幹から小さな芽が出ている! どこまで育つかわからないけれど、大切にしていきたいと思います。
葉が展開しているものもあります。この幹はいつか強剪定したいと思っているので、詰める高さの目安となる枝が、できるだけ上に出たらいいな。
こんなスカスカの幹にも新しい芽が出て、葉が展開するようになるんですねぇ。
この幹も下は葉がないけれど、上はフサフサしています。
葉が多いところを強めに切っていくのは気が引けるのですが、この時期ならすぐに再生して切り口が目立たなくなるので大丈夫。
4月~5月くらいには燃えるような新緑になるのですよ。
まとめ: マサキの剪定のコツ
マサキとのお付き合いは、15年ほどになります。最初は株が幼かったので、ついつい放置で伸びるに任せていたのですが、庭師さんがおっしゃるには、適宜に剪定をしていった方が木が元気になる、ということです。
私の経験から言えるコツとしては
・少し太めの枝は、枝か葉のあるすぐ上で切るといい。時期は3月。
・6月と秋口には、面を揃えて葉を刈り込むと美しい。
フサフサしているとそのまま放置したくなりますが、ピョンと伸びた先にフサフサがある場合、先端の葉ばかりが充実して展開します。
なので全体のバランスを見て、飛び出た小枝を刈り揃えておくと綺麗です。
マサキは「日陰にも耐える」とされる木なので、比較的暗いところに植えられていることも多いと思います。
うちも垣根として植わっていて、日が当たるのは1日で2時間くらい、という場所もあります。
それでも寒さに耐え (関東の平地ですが今年は雪も降りました! ) 春になると美しく輝き、暑い夏には影も作ってくれます。
今は古い葉がハラハラと落ちていく時期ですね。
剪定したばかりなので、さみしい感じにみえます( ;∀;)
でも大丈夫。5月くらいには通りがかりの人が「綺麗ですねえ。うちにも植えたいな」と言ってくれるような、素晴らしい緑の垣根になってくれます。
おっとその前には、うどんこ病との闘いもありますね。昨年よく効くスプレーを見つけたので、今年も用意するつもりです。これ↓↓
その記事はこちら↓↓
太めの枝を切って1ヶ月後の写真
今日は 2022年4月3日。先週の木曜日 3月31日に撮ったマサキの様子を載せます。太めの枝を切ってから1か月ほど経ちました。
暖かい日が続いてグンと伸び、綺麗な黄緑の葉がたくさんでています。
真ん中上方の葉の間で左を向いている切り口が、1か月前に切った太めの枝。
切った日は、小さな芽が張り付いている状態でしたが、葉が伸びてきました!
また、中央下のフサフサは、2年前に強剪定したところです。スカスカでしたが、ここまで葉が増えました。
地際近くから出てきた葉も育ってきたのですが「斑」が入っていない弱い葉は摘み取りました。左下に見える葉は 、斑の入り具合を観察しているところ。綺麗な斑にならなければ、これも摘み取るつもりです。
私の経験では、摘み取っても同じ個所、または近くから葉がでることも多く、繰り返すうちに綺麗な斑入りになってくることがあります。
せっかく出た小さな芽を摘み取るのは心苦しいですけれど「斑入りマサキ」は斑が入っているのが良い状態だと思います。黄色のみや緑のみの葉は発見したら摘み取っています。
マサキは今、美しく生き生きしています。スカスカで強剪定した枝にも葉が戻り、茂ってきました。1年目は弱々しかったけれど、2年経った今年はたくましいくらい。
どんどん伸ばしていきたいけど、適宜に剪定して気長に見守りたい。
次は一番左のスカスカ枝をどうするか悩み中です。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今辛いことが起こっている人々に、平和な毎日が早く戻ることを祈っています。
それではまた。さようなら!