be going to 場所と be going to go to をすっきり整理する。( 進行形で未来を表す文 )

Hi! How have you been? 今日は進行形で未来を表現する場合と、be going to  で表す場合とを整理してみます。

 

結論から言うと、進行形も未来を表すことができるので「行くつもりにしている」( I’m going to 場所 ) の文が、be going to go to ~と似ています。

 

紛らわしいですよね。今日はそこをすっきり整理しましょう!

少しばかり、意味の違いもありますよ。例文を見て感じ取りましょう。

 

 

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“A lunch in The U.K. ” by fiiney

 

さぁ、行きましょう!

 

  

 

現在進行形でも未来を表せる

 

中学校で現在進行形を学ぶときには、未来を表現することまで触れませんが、テキストや英検などではよく見かける表現です。

 

例 )

Is she coming home early?

彼女は早く帰ってきますか ( 英検 )

I’m going to my Grandma’s house.

おばあちゃんの家に行くつもりです

 

このような準備、調整済みの未来は、現在進行形で表現できます。

 

 英検リスニングでは頻出の表現ですね。
聞き取ることは易しいですが、正しく知っていないと、使うときに迷うことがあります。

 

まずは一番間違えやすい「行くつもりです」で2つの文を見てみましょう。

 

be going to 場所と be going to go to

 

「明日神戸に行くつもりです」という文で見てみましょう。

 

I’m going to Kobe tomorrow.

I’m going to go to Kobe tomorrow.

 

 

混乱しやすい原因は、 I’m going to の部分が同じであること。

しかし見た目が似ていても、使っている文法が違います

 

① I‘m going to Kobe tomorrow.

 赤文字の部分は進行形。 ここで未来を表しています。たまたま動詞が go なだけ。

 

go to Kobe が進行形で going to Kobe になっている。

 

② I‘m going to go to Kobe tomorrow.

赤文字 は未来の be going to

 go to Kobeで「神戸へ行く」を表現

 

be going to の to と go to の to は別ものです

 

 

進行形の未来と be going to の違い

 

この2つにあまり違いはない、ということが ” Grammar in use ” に書かれていますので、その部分をまず引用します。年頭に置いておくと使用の際に気が楽になりますものね。

 

 

 I am doing and I am going to do

~中略~

Often the difference is very small and either form is possible.

 

From ” Grammar in use ”  Raymond Murphy

 

「しばしばその違いはとても小さく、どちらの形も可能である」

 

では、小さい違いを日本語で

 

< 進行形で表す未来 >

・そうすると前から決めている

準備、調整済み

 

< be going to で表す未来 >

・そうすると前から決めている

・意図がある

・調整はまだかもしれない

 

本人は「そう決めて」いても先方( いる場合 ) の調整が済んでいるかはわからない場合です。

 

例えば

① I’m having lunch with Jim today.

② I’m going to have lunch with Jim today.

 

どちらも「今日はジムとお昼を食べるつもり」ですが

ジムも了承済みでスケジュールに組み込んである。「そういうことになっている

 

② 話し手である私はそういうつもりでいるというだけ。

( 名前を出しているので、決まっている可能性が高いけれど、この文だけではジムがどうするかは確定してない )

 

 

進行形で未来表現の例文

 

< 進行形で未来の例文 >

 

I’m going to the book store.

本屋に行くつもりです

 

I’m seeing Jim tonight.

今夜ジムと会う予定にしてます

 

She’s leaving Japan next week.

彼女は来週日本を発ちますよ

 

I’m not doing anything tonight.

私は今夜は何もしないわ

 

What time is he arriving tomorrow?

彼は明日、何時に着くの?

 

Are you having a party next weekend?

来週末パーティーするの?

 

* 例のように、進行形で表現するのは「予定、スケジュール」に関わる単語が多い。

( come,  leave,  arrive,  go,  など )

どれも予定がしっかりたっている状況

 

be going to の例文

 

< be going to の例文 >

 

I’m going  to apply to two high schools.

2つの高校に出願するつもりです

 

Are you going to be busy next week?

来週は忙しいですか

 

What are you going to wear for the party?

パーティーに何を着ていくつもりなの?

 

I’m going to cook dinner tonight.

私、今夜は夕食を作るつもりです

 

* どれも「まだ未定なことはあるけれど決心はした」または「意図がある」状況。

 

The sky is getting dark.  It’s going to rain.

空が暗くなってきた。雨がふるだろうね

(* そうなりそうだ、の状況も be going to )

 

これからのことを流れの中で使う例

 

ここで練習問題!といきたいところですが、今回とりあげた二種の文は「違いが小さく、しばしばどちらの形を使うのも可能」ということなので、例文を見た方がいいですね。

 

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空 by fiiney

 

会話の流れの中で使われている例です。

場面は空港でばったり会った友達同士の会話。

 

T)   Mary!  Hi!  Where are you going?

M)  Hi, Tom.  I’m going to Vancouver.

T)  Really?  Are you traveling alone?

M)  No, with my father.

T)  What are you going to do there?

M)  We’re going sightseeing.

T)  Sounds nice!  Have fun!

M) Thank you.  Bye! 

 

メアリー!こんにちは。どこへ行くんだい

こんにちはトム。私バンクーバーに行くのよ

ほんと? 1人で旅行するのかい

ううん、お父さんと。

そこでは何をするつもりなの

観光をするの

それはいいね。楽しんでね。

ありがとう。じゃあね。

  

まとめ

 

今日はパッと見が似ていて勘違いしやすい be going to を整理しました。

 

<be going to 場所>

進行形で未来を表していて、たまたま動詞が go である

 

<be going to go to  >

未来「つもり」を表す be going to に「行く」の go to がついている

 

進行形で表現できる未来

決心済み、準備調整済みの、しっかり予定された」未来

 

be going to

決心済み、意図あり、調整はまだかもしれない」未来

 

けれども

違いは小さくどちらを使うのも可能である

 

このようになります。未来の表現には will もありますね。また今度、書きたいと思います。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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意思を伝える 「will」の使い方を、楽しく練習できる記事はこちらです↓↓

 

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 それではまた! Bye for now! 

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