Hello! How are you doing?
今日は、クラスで何年も使っているクリスマス英語絵本をご紹介します。
クリスマスならではの単語や言い回しは、年に一度のお楽しみ。
飾るだけで雰囲気がでるもの、文が美しいもの、簡単に読めるものなど、クリスマスの温かい雰囲気に浸りながら、しっかり学べる英語絵本たちです。
カードや歌と連携させれば、クリスマスらしい表現も定着しますね。
小さい子供が楽しめるクリスマス絵本
① Spot’s First Christmas
エリックヒルの「コロちゃん」シリーズのクリスマス版。色が鮮やかで、フラップもついているので、小さい頃から読んできました。
ツリーを飾って、プレゼントを包んで、やることがたくさんのクリスマスの日、スポットもお手伝いをしているつもりだけど…彼のすることがとにかく可愛くてお気に入り。
色やモノの絵がはっきり描かれているので、指差して単語が拾えます。
decorate , help, wrap, などクリスマスらしい動詞が出てきます。
英検準2級の二次面接で ” wrap ” が出た年があります。クリスマスの絵本ではよく見かける単語なので、覚えておくときっと役に立ちますね。
Spot’s First Christmas Lift the Flap
- 作者: Eric Hill
- 出版社/メーカー: Frederick Warne
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: ボードブック
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② MOUSE’S FIRST CHRISTMAS
油絵調の色が綺麗で、12月になったら一番に飾るお気に入りの絵本。クリスマス前夜の温かい雰囲気に包まれます。
小さなネズミが「何かいいものはないかな」と家中を覗いて回るストーリー。
「テーブルの上に、甘くてキラキラしたものを見つけました。それは…」
という展開でクリスマスの単語がたくさん出てきます。
特徴としてひとつあげたいのが、単語を説明するクリスマスらしい形容詞たちです。
” bright and flickery ” ( 明るくて、チラチラしている ) など、形容詞を2つ重ねているところも、英語らしくて好きです。
単語自体も、この季節ならでは。
melty, sticky, jingly, silvery, jolly, など、クリスマスの絵と一緒なら、記憶に残りやすいと思います。
毎年、単語と飾り用に重宝している本です。
- 作者: Lauren Thompson,Buket Erdogan
- 出版社/メーカー: Simon & Schuster Books for Young Readers
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: ペーパーバック
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楽しみながら学べるクリスマス絵本
③ My First Christmas
温かいタッチで、大きく描かれた絵がとても可愛いです。
This is a ~, / These are ~の文で始まるので、単数、複数の学びにつなげることができます。
実際に飾りつけをするときに言ってみると、本の世界の再現のようで楽しい。
靴下を下げながら ” These are the stockings for Santa to fill. “ と言ってみたりね。
このような不定詞の使い方に慣れることができるので、とても役立っています。
- 作者: Tomie dePaola
- 出版社/メーカー: Grosset & Dunlap
- 発売日: 2008/09/11
- メディア: ボードブック
- 購入: 1人 クリック: 1回
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④ Is That You, Santa?
巻末に切り離して使える単語カードが付いていて、本文もその語のところが絵になっているタイプ。
単語だけでも一緒に読めるし、主人公の男の子の表情が面白くて、子供達に人気です。
部屋の様子が細かく描かれているので、各ページで色や物、数などについて話し合うことができます。
易しい単語で、ストーリーもシンプルなのでストレスがなく、アウトプットの練習に最適です。
本を読んだ後には、ルイ・アームストロングが歌う ジャズ風の ” Is That You, Santa Claus? “を聴くのがお気に入りです。
Is That You, Santa? (Puffin Young Readers, Picture Reader)
- 作者: Margaret A. Hartelius
- 出版社/メーカー: Grosset & Dunlap
- 発売日: 2018/10/10
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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⑤ The Gingerbread Man
オーブンから取り出したら、クッキーが逃げ出した!
「つかまらないよ、ぼくは早いんだ」という有名な絵本です。
いくつもの出版社から出ていますが、絵がかわいいのは Ladybird 。
「大きなかぶ」に入っている Addison -Wesley 出版 はCD付きで便利です。
ハッピーエンドでないところが、この本の一番楽しいところ。子供達は例外なく好きですね。
英語劇での発表や、実際のクッキー作りなどアクテビティへの展開もしやすいです。
英語表現としては、 “ as ~as ” が学べます。
Ladybird First Favourite Tales the Gingerbread Man
- 作者: Ladybird
- 出版社/メーカー: Ladybird
- 発売日: 2011/03/29
- メディア: ハードカバー
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⑥ The Snowman
Random House の Step into Reading シリーズのThe Snowman には文があります。
現在形の簡単な文です。絵も大きくて小さい子でも見やすいです。
三単現がたくさん出てくるので、5級レベルのクラスで朗読発表会に使ったことがあります。
クリスマスとは直接関係はありませんが、雪の景色が素敵なので、毎年この季節に読んでいます。
小・中学生向けクリスマス絵本
⑦ THE NIGHT BEFORE CHRISTMAS
SCHOLASTIC 出版
Clement Clarke Moore 作
赤ら顔に白髭、ぽっちゃりしたサンタクロースのイメージを決定づけたのは、クレメント・クラーク・ムーアが書いたこの本だと言われています。
右ページが絵、左が文となっていて、最初の文字は素敵な飾り文字。Dasher, Dancer, Prancer などのトナカイの名前も出てきます。
( まだ「ルドルフ」は登場していません。)
アメリカらしいイラストの雰囲気が好きです。CDのサンタさんの声が楽し気で、流すだけでクリスマスの空気に包まれます。
特にトナカイの名を呼ぶシーンが、アメリカ英語らしい臨場感があって子供たちにも人気です。
「わぁ、英語っぽい!」なんて言ったりね。今までも全部英語だったけどね!
小学生1人では難しいですが、大人と一緒におおまかに読んで雰囲気を楽しめたら素敵だと思います。
⑧ CHRISTMAS IS…
色が綺麗。特に表紙がすばらしく、白を基調としたクリスマスの飾りつけによく合います。表紙裏の Holly の絵も素敵。
「クリスマスといえば…」という内容で、キリストの誕生や、ベツレヘムの星や賢者たちの話から、聖ニコラス、サンタクロースへとつながっていきます。
wreath, mistletoe ( ヤドリギ ), holly ( ヒイラギ ) , Christmas feast ( クリスマスのごちそう ), cards, gifts, ..クリスマスの全てが詰まっていると言えるでしょう。
最後は、” CHRISTMAS IS …PEACE , LOVE AND JOY” と締めくくられます。とにかく綺麗で大好きな本です。
- 作者: Gail Gibbons
- 出版社/メーカー: Holiday House
- 発売日: 2002/09/01
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 3回
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⑨ CAN YOU SEE WHAT I SEE?
“Night Before Christmas ” 隠し絵の Can you see~? シリーズのクリスマス版です。
表紙裏に、Clement Clarke Moore の「The Night Before Christmas 」の文が全て書かれています。題名は「A Visit from Saint Nicholas」
子どもが小さい頃よく開いた思い出の本。見つけるのは結構難しくて、最後まで見つからなかったものもたくさんあります。
Santa with a sack, や a train with a key , a bird that is blue などのかたまりを意識することで、名詞句のリズムに慣れたらいいなと思って読んでいました。
Can You See What I See? The Night Before Christmas
- 作者: Walter Wick
- 出版社/メーカー: Cartwheel Books
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: ハードカバー
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小さい本もあるようです。
大人も楽しめるクリスマス絵本
⑩ OLIVE, the other REINDEER
本屋さんで立ち読みして、気に入ってしまった本です。
“All of the other reindeer…” を
” Olive, the other reindeer…” と聞き間違えて、自分は「トナカイだ」と勘違いしてしまうOlive が主人公。
バスに乗って北極に着いたオリーブ。トナカイの列にスタンバイしている彼女を見て、「犬は飛べない」はずですが、サンタは「彼女にチャンスをあげようじゃないか!」と決心するのです。
トナカイのコメットがリボンで縛ってくれて、さあ出発。その、空を飛ぶトナカイの列からリボンでぶら下がったオリーブの姿に、やられました…。あのページがたまらない。
サンタに素敵なプレゼントももらって、最後はなんと ” reindeer games ” の輪に入っているオリーブ。もう私は、お会計にまっしぐらでした。
英語絵本が買えるサイト
どの本をどこで買ったか覚えてはいませんが、丸善、紀伊国屋書店、ジュンク堂、またワークショップでの直売の他、アマゾンや英語教材専門店でも買っています。以下にご紹介します。
Foreign Buyer’s Club ( FBC)
「ラーニングセンター」というカテゴリーに絵本があります。
Nellie”s 英語教材専門店 ネリーズ
三善キッズマート
読んでくださってありがとうございます。
クリスマスの他の記事も貼らせていただきます。ご興味があったらどうぞお時間のあるときに。
Thank you sooooo much for reading this page.